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【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!

第99章 22日の、最終確認 📌


Kaori「ならもし、第二のキラに、このキラ捜査本部のメンバーの、写真や映像。顔がわかる物が、渡ったら?

それこそ真っ先に、ターゲットにされて、殺される…。だからこそ、Lの話を聞いた月君は、流石だってLに言ったんだ…。」

そしてKaoriが一人で、そう考えていた時、Lは、松田のその言葉を聞いて、一瞬だけ、呆れた様な表情で、小さく溜息をついた。

そしてそんな松田に関して、どうしたものかと考えつつ、少しの癒やしを求めて、Kaoriに視線を向けた。それと同時に、Lの瞳に飛び込んで来たのは。

自分なりに、真剣に何事かを考えている、Kaoriの凛とした横顔だった。そんなKaoriの横顔を見たLは、一瞬だけ、時間が止まった様な感覚を覚え。

Kaoriの横顔に釘付けになる。ただ、それはほんの一瞬の出来事だった為、そんなLに気付く者は、居なかった。

そんな中、改めて月が、相沢と松田の問いに答える。

月『それは、もしキラが第二のキラと接触でき、捜査本部の人間を始末しようと考えたら。まず真っ先に、捜査本部の皆の写真を手に入れようとするからですよ。

何故なら、第二のキラは顔を見ただけで、その対象者を殺す事が出来るからです。顔を見ただけで殺す事が出来るなら、写真だけでも、有効と考えた方が良い。

そしてそれは、何も僕達に限った事じゃない。もし顔を見ただけで殺せるとしたら。対象者の写真さえ手に入れる事が出来れば。

その対象者を間違いなく殺せる、と言う事です。そしてそれは、今此処にいるメンバーの誰も名前を知らないだろう、竜崎でさえも殺せると言う事になる。』

そんな月の説明を聞いた警察メンバーは、一瞬息を呑んで、沈黙した。

夜神『………。』

相沢『………。』

松田『………。』

そんなメンバーとは別に、月の話を聞いていたナオミは、そんな月の真意を見極める様に、月の事を見ていた。

そしてLの隣で、第二のキラと写真について考えていたKaoriは、その月の説明を聞いて、口唇をキュッと引き結び。

自分でも気付かない内に、近くにある、Lの袖の先を、無意識に引っ張っていた。
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