【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!
第99章 22日の、最終確認 📌
竜崎『香織の話しはここまでにして、取り敢えず話しを戻しましょう。それと、話しを戻すにあたって、今一度確認しておきたい事があります。
今回の青山・渋谷の件も勿論ですが。今後のキラ捜査に伴い、この捜査本の部秘密は、より強化したい。』
そう切り出したLに、相沢と松田が返す。
相沢『というと?』
松田『どうゆう事です?』
そう返した二人に、改めてLが説明する。
竜崎『本部の一員である事、そして捜査内部の人間の事は、絶対に外に漏らさない事。これは勿論ですが、警察としての外出は極力避け。
自分が身に付ける物。例えば、自分が写っている写真等は、全て処分する事。実際私は、どこにも自分の写真は残していません。
勿論自分が出入りした場所である、東応大学にもです。そして、このホテルの監視カメラ全てに、私や皆さんが出入りする様子等は、映らない様にしてあります。
なので皆さんも、警察庁等にある書類や、自宅にある写真。そして皆さんが、友人等に渡した写真。これら全てを処分してください。』
そんなLの説明を聞いたKaoriとナオミは、その場ですぐに頷いた。ただ、そのLの説明を聞いた総一郎は、すぐに頷く事は出来なかった。
何故なら、Lのその言葉は、改めてLが月の事を疑っている事と、同義だからだ。そう感じた総一郎は、少し怒りを宿した様な表情で、改めてLに言う。
夜神『なっ……。竜崎!それはまだ、息子を疑っていると言う事か?』
そう聞いた総一朗を、Kaoriとナオミは、少し心配そうな表情で見ながら、心の中でこう呟く。
Kaori「夜神さん…。」
ナオミ「夜神さん、本当に、真っ直ぐな人…。」
そしてそんな三人とは別に、Lに疑われている、当の本人である月は月で、そう話したLを、冷やかな表情で見ていた。
月『………。』
そんな中、改めてLが、総一郎に真っ直ぐ向き合いながら、落ち着いた声音で、総一郎の問いに答える。
竜崎『夜神さんのお気持ちは解りますが。現時点では、月君がキラではないと言う確率は…。』