【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!
第97章 22日に向けて
竜崎『まず、青山・渋谷に関しては、先ほど言った通り、松井さんと、月君に動いてもらいます。』
二人を見ながらそう言ったLに、改めて松田と月が答える。
松田『はい!任せてください!』
月『ああ。』
そんな二人の返事を聞いた後。今度は、その場に居るメンバーに、視線を移し、続きを話す。
竜崎『そして、この日記に関しては、明日、放映する事にします。なので朝日さん、明日のニュース開始までに。
次長に、警官動員の確約をお願いします。お願い出来ますか? 今回の捜査に関しては、それなりの人数が、必要不可欠なので。』
そう説明したLに、総一郎が答える。
夜神『わかった、やってみよう。』
竜崎『お願いします。』
そう言ったLに、総一郎は頷いた。それを確認したLが、更にこう続ける。
竜崎『それと、この場に居る皆さん、全員わかっていると思いますが、ここでもう一度、改めて確認しておきたい事があります。』
そう言ったLの表情は、いつも以上に真剣だった。そんなLに、その場に居るメンバー全員の視線が集まる。
Kaori『………。』
ナオミ『………。』
捜査員『………。』
月『………。』
リューク『何だ、何だ。』
そして、その場の全員を見た後。Lがこう切り出す。
竜崎『確かに今回、キラは別として、第二のキラを捕まえるチャンスではありますが。もう一つ、考えるべき事があります。
皆さん薄々(うすうす)、気付いているとは思いますが。今回、第二のキラを追う過程(かてい)で、避けて通れない事柄があります。』
真剣な表情で、捜査メンバーを見渡しながら、Lが説明を続け様とした時。そのLの説明を引き継いだのは月だった。
月『その先は、僕に説明させてくれ。』
そう言った月に、真っ先に反応を返したのは、父である総一郎だった。
夜神『わかった、で月。お前達は、何が言いたいんだ?』
月『つまり竜崎は、こう言いたんだよ、父さん。今回、キラに関して来るかどうかは、まだ確定していない。』