• テキストサイズ

【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!

第95章 月の言い分


L「もしそうであるなら…。第二のキラが警察に捕まる前に、接触したいと、考えるだろう。そして、第二のキラが捕まるのは、絶対に阻止したいと考える。

であれば、夜神月とすれば、我々より先に、何としても、第二のキラを見つけなければと、考えるのは必然だろう…。」

そしてLがそう考えてる中、ナオミはナオミで、頭をフル回転させながら考える。

ナオミ「第二のキラが、死神の目を持っている以上、キラは第二のキラを最大限に、利用したいと思っているのは、間違いない…。

だからこそ、少しでも第二のキラに接触出来る、青山・渋谷には、自分が行くと名乗り出たと考える方が、自然だわ…。多分、Lも同じ様に考えるはず…。」

お互いにそう考えるLとナオミは、一瞬だけ、お互いに視線を向ける。そして、視線が合ったと同時に、こう考える。

L&ナオミ「どちらにせよ…。私達には、キラ達が今までの殺人の方法以外に、他にどんな能力が備わっているのか…。

今だにわからない事が多い…。【死神】と【ノート】であれば、こちら側にも、アーマとノートがあるから、わかってはいる{(が)(けど)…。

でも、キラ達ほど、ノートを使って検証していない以上、わからない事が、ほとんどだ…。実際に、こちらにあるノートを使って検証すれば、確認は出来る{(が)(けど)…。

そんな事をすれば、キラ達と同じになる…。それに何より、皆の幸せを願って、事件に真剣に向き合っている【Kaori】を、悲しませる事になる…。」

そう思ったLとナオミは、二人同時に、今度はKaoriに視線を向ける。そしてKaoriを見た後、一度瞳を閉じ、小さく深呼吸をした後。気持ちを切り替える。

L&ナオミ「今わからない事をいくら考えても、仕方がない。それに時間が経てば経つほど、キラと第二のキラにコンタクトを取る時間を、与えて仕舞う事になる…。」

そんな中、Lが決意する。

L「…………。ならここは敢えて、動かす方が、得策か…。」

そしてしばらく黙って考え込んでいたLに、Kaoriが少し心配そうに、側に居るLとナオミにだけ聞こえる様な微かな声で、Lに声を掛ける。
/ 418ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp