【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!
第93章 日記に書かれた場所の対応 「L夢 微糖🌟」
そんなナオミの説明に、Lがこう補足する。
竜崎『それもありますが、前もって取り調べされるとわかっていながら、他人を殺してまで、キラに会おうとする馬鹿なら、すぐに捕まえられます。』
そう説明したLの言葉に、松田さんがこう返す。
松田『でも竜崎、[すぐに捕まえられる]って、言いますけど…。それじゃ下手したら、犠牲者が出るだけなんじゃ…。』
そんな松田さんの意見を聞いたわたしは、少し考える。
Kaori「確かに松田さんの言いたい事は、何となく分かるけど、多分…。Lが言いたいのは…。」
わたしはそこまで考え、自分が思った事を素直に口に出した。
香織『松井さんが言いたい事は、わたしも何となく分かるんですけど…。多分竜崎が言いたいのは…。
それだけじゃなくて、第二のキラも、他人を殺してまで、キラに会おうとするほどの馬鹿じゃないって事だと思うんです。』
少しためらいがちに、そう言ったわたしの意見を聞いたLは、わたしのその感想を聞いたと同時に骨格を上げ。
嬉しそうにしながら、愛しくて仕方がないと言うような優しい笑顔で、わたしの頭を撫でながら、わたしに言う。
竜崎『香織、当たりです。』
そう返した、Lの表情と仕草から、改めてLのわたしへの想いが、伝わってくる様な気がして。
大事な事件の話し合いの最中だと、わかっていても、嬉しくなってしまい。皆が居るのにも関わらず、一瞬だけ、Lしか見えなくなった。
そしてそんな二人のやりを見ていた松田と相沢は、これまでのLとのギャップに一瞬だけ、驚いた表情を浮かべていた。
松田『えっ…。』
相沢『!?』
そしてそんなLの仕草と表情を見た事がある、ナオミと聡一郎は、心の中でこう呟く。
ナオミ「全く、本当にLは、Kaoriにだけは甘いわね。まあ、そんなKaoriとLを見て、嬉しくなる私も、Lの事は、言えないかも知れないけど。」
夜神「いつもあまり感情を表に出さない竜崎も、やはり香織さんの前では、別か…。」
ナオミは、少し呆れ気味に、二人を微笑ましそうに見ていた。