【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!
第92章 日記を読んだ月の予測
月「【5月30日 東京ドームで死神を確認する】〔死神を確認する〕と書いてある以上、父さんが言う様に、怪しくはあるし、5月30日に会おうと言うのも、考えられなくはない…。
全体的に見ても、そうしようとしてる様にしか見えない…。でも、こんな解りやすい日記をテレビに映したら、一般人にも意図してる事がバレる…。
大体(だいたい)ノートに触れなければ、死神は見えないのに、どうやって偽キラは、僕に死神の存在を確認させるつもりだ…。
偽キラがこの日記を送って来たのは、確実に僕とコンタクトをとる為だ…。だとしたら、この日記の中に、必ず僕へのメッセージがあるはず…。どこだ…。」
僕はそう思い、もう一度、偽キラから送られて来た日記を、一番上から確認する。
2003 5
【1日】GW中のサークル活動は不参加と言ったのに、また友人から誘いの電話。
【4日】埼玉スーパーアリーナへ、友人とモー娘のコンサートを観に行く。
【5日】連休最終日だが、何もせず、家でゴロゴロしていた。
【7日】学校が始まったが、友人と出る授業と、ノートの分担をし、自分は休む。
【10日】友人から、飲み会の誘いがあったが断る。横浜は遠い。
【13日】貸す約束をしていたCDを、友人が取りに来たので貸す。
【16日】レポートの提出を忘れていたので、友人に見せてもらい、写させてもらう。
【19日】久々にジャンプを買って読む。読み切りが面白かった。
【22日】友人と青山で待ち合わせ。ノートを見せ合う。
そこまで読んで、僕は一瞬読むのを止める。
月「…これは…。【22日 青山で友人と待ち合わせ。ノートを見せ合う。】【ノート】と言う言葉は、この日記には、学生風の日記として書かれている。
だから、不自然ではないし、今この時点では、キラである僕にしか、このノートの意味は解らないし、伝わらない。それに…。」
僕はそう考え、もう一度父さんが言っていた30日の部分見返す。
【5月30日】東京ドームの巨人戦にて、死神を確認する。
月「【ノート】の存在を知らない警察は、まず一番最初に、[5月30日]の〔東京ドームの巨人戦にて、死神を確認する。〕の方に注目する。
この【ノート】と言う言葉がある以上、東京ドームの方が本気で、後はただの日記だとも、キラには思えない…。」
