【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!
第10章 捜査開始!
竜崎『そんな、残念そうな顔はしないでください。香織が言った事はあながち、間違いではないと私は思います。』
そうLがわたしに言いながら、微笑んだ。
KaoriはLのその言葉に、「うん」と頷(うなず)いた。
そしてそんなKaoriを見たLが、改(あらた)めて相沢に言う。
竜崎『一応27日の山手線と各駅に関するビデオは、全て押さえておいてください。』
相沢『あっ、はい…。』
竜崎『それと、このペンバーの最後のビデオ…私には…必死に電車の中を見ようとしている様に観(み)えるんですが…。』
そんなLに、今度は夜神が言う。
夜神『……もし、そうなら、そこにヒントが?』
竜崎『キラだったら、面白いじゃないですか…。』
Lがそう、夜神に答えた。
夜神『ま…まさか…。』
そう少し焦った様な夜神に、またLが言う。
竜崎『私も、まさかだと思います。遠隔で死を操れるキラが、わざわざ現場に居るはずがない…。しかし、そう考えるであろう事を逆手に取り…。
大胆な行動に出たかもしれません。まあ、仮にキラがこの電車に乗っていたとしても、監視カメラに封筒を持って映る様な事はしてないでしょう…。
こうゆう場所なら、前もって監視カメラの位置を確認し、死角があればそこへ、無ければ人を壁にします。しかし、もし映っていれば、重要参考人にはなる。』
そう言ってLは、一度捜査員達が居る場所から少し離れた所に居る、ワタリの所にいく、そんなLの後をKaoriもついて行く。
そして、二人してワタリの所に着いたと同時に、Lがワタリに1つの指示を出した。
竜崎『ワタリ、彼女に連絡を取ってくれ。』
香織『彼女?』
Kaoriは一瞬考え。そして、ある一人の女性を思い出し、ハッとして、Lを見る。そんなKaoriの表情を見たLが、当たりです。と言う様にKaoriに微笑んだ。
ワタリはLのその指示で、誰を指しているのかわかったようで、すぐにLに答える。
ワタリ『彼女ですね、分かりました。』