【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!
第10章 捜査開始!
Lはワタリにその指示を出した後、すぐに捜査員達の所に戻り、それぞれに指示を出し始めた。
そして、Lが捜査員達に指示を出している頃、夜神月は、自分の部屋でデスノートを使って、キラとして、犯罪者に裁きをくだしながら、これからの事を考え、対策に勤しんでいた。
リューク『大丈夫か、月…。もう4日も寝ずに、デスノートに犯罪者の名前を書き続けてるぞ。』
月『そんな事より、本当に寿命が来る前の日付なら、大丈夫なんだろうな?』
リューク『死神は、そんな使い方しないから、絶体とは言い切れないが、理屈から言って、寿命より前なら、大丈夫だろう?』
月『当てにならないな。』
リューク『ならないよ。しかし、なんで、そんな先まで死のスケジュールを組む必要があるんだ?』
月『簡単に言えば、僕が入院したりしたら、「夜神局長の息子さんが入院した途端、犯罪者が死ななくなりましたね」って事になるだろう。』
リューク『そうゆう事か…。』
月『このくらい書いて置けばいいな…。次はパソコンか……。』
今年に入ってから、父のパソコンには一切の捜査記録が打ち込まれなくなった…。この前、警察庁に行った時、本部には誰も居なかった事からも、捜査体制は、大きく変わっている…。
Lの指示か? ……日本に入ったFBI捜査官がたった12人だった事、そして、捜査本部…このパソコンも、誰が調べても大丈夫にして置く必要がある…。
今日で5日、こうして、今僕の身に何も降りかかっていないのが、僕の計画通りに事が進み、何も漏れていないという証拠だ…。
ユリには「スペースランドに行ったのは、二人だけの秘密にして欲しい…何故なら、君の思い出も心の中も、僕だけのものにしておきたいから…。」と意味深に言ってある。
ユリと僕の付き合いは、誰も知らないし、その事を自慢して愉悦に浸(ひた)る程(ほど)、馬鹿な女でもない。あれでユリは大丈夫だ。
第一、レイ=ペンバーが消えた今、あのバスに僕が乗って居たと分かっても、問題は無い。後は、デスノートの切れ端を誰にも分からない所に仕込むくらいか…。
まず、いつも身に付けていられる物…時計と財布か…。
リューク『しかし、手先も器用だな…月。女にモテルだろう?』