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【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!

第86章 キラと、第二のキラ


竜崎『そして【その邪魔をする者は殺す】と言う自分の気持ち。その想いだけで、動いています。』

そんなLの説明を聞いた捜査員達は、それぞれ思い思いの表情をしながら、黙って聞いていた。

そして、そんなLの説明を聞いた月が、Lに同意する。

月『その通りだ、竜崎。僕も同じ考えだ。第二のキラは、世の中に対する自分の考えではなく、キラへの興味で動いている。』

真剣な表情でそう話した月に、少し躊躇(ためら)いがちに、Kaoriが聞く。

香織『月君、じゃあ第二のキラが言ってた【死神】って言うのは…。』

少し不安そうな表情でそう言ったKaoriに、月が顎に手を当て、少し考える様な仕草をした後。そのKaoriの問いに答える。

月『そうだな…。第二のキラが言う【死神】と言うのは…、殺人の力を示してるんじゃないかな。

そして【お互いの死神を見せ合えば、確認出来ます】

と言うのは、殺しの能力(ちから)を見せ合い、確認すると考えればいい。』

そう説明した月の言い分を聞いたナオミは、改めて、その事について考える。

ナオミ「ここで敢えて能力と言っているからには…。今は、ここまで知られても、大丈夫だと思っている。と言う事…。

まあ、今の状況では、【ノート】の事を知っているのは、私達だけ…。今この場に居る捜査員達は何も知らない…。

それに私達が【ノート】の存在や【死神】の存在。キラの【殺人】の方法などを知っている事は、夜神月も知らない。

だから夜神月自身は、ここまで話しても、問題は無いと、思っていると言う事かしら…。それとも…まだ他の理由が…。」

ナオミがそう考えている時、LはLで、そう説明した月に視線を向けながら、こう返す。

竜崎『…そうですね…。』

そしてLは、口ではそう答えながら、頭ではこう考える。

L「【死神の力】…。と言うより【ノートの力】だ…。そして、夜神月も【DEATH NOTE】を持っている以上…。必ず夜神月にも、【死神】が憑いているはず…。』
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