【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!
第86章 キラと、第二のキラ
竜崎『………。キラも刑務所内の犯罪者に死神が存在する様な文章を書かせていた…。』
そう言ったLの言葉に、少し考える様な仕草をした後。改めて総一郎が、自分の思った事を言う。
夜神『それなら、やはりこれも、今までのキラと同じ人物だと考えるべきでは? 同じ人物だからこそ、同じ言葉を。』
そう言った総一郎の言葉に、月が答える。
月『それはないよ、父さん。これが今までのキラなら、僕達の作ったビデオに対して、返事をするはずがない。
それに、本物がこんな作戦にわざと乗って、Lをテレビ出演させて殺すのを、止めさせるはずもない。』
そう話した月の後に、相沢も自分が思った事を言う。
相沢『じゃあ本物と第二のキラが、もう繋がりを持っていて。敢えて【死神】と言う言葉で、捜査の撹乱(かくらん)を狙っているのでは?』
そう言った相沢に、今度はLが答える。
竜崎『それもありえません。月君の言う通り、キラが繋がっているのなら。私を殺す事を、中止するとは思えません…。』
そんなLの説明を聞いたKaoriは、少し落ち込んだ表情をしながら、微かな声で呟く。
Kaori『……L……。』
そんなわたしに気付いたナオミさんが、わたしの肩に手を置き。微かに微笑みながら、わたしにだけ聞こえる声で、こう声を掛けてくれた。
ナオミ『大丈夫よ、Kaori。Lを殺させたりなんか、絶対させないわ。だから、安心して。』
そのナオミさんの言葉を聞いたわたしは、改めてナオミさんにだけ聞こえる微かな声で、お礼を言った。
Kaori『ナオミさん、ありがとう。』
そんなわたしの返事を聞いたナオミさんは、ふわりと優しく微笑みを返してくれた。
そしてKaoriとナオミがそんなやり取りをしていた時。LはLで、自分事倒れた椅子を直していた。そして、直しながら、第二のキラについて話す。
竜崎『第二のキラは、キラの思想より、自分の想いだけで動いています。キラの【犯罪者を裁き、世の中を変える】』