【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!
第85章 演技 🧙
L『取り敢えず【目】の話が出ると言うのは、今回のKaoriの夢でハッキリしたので。その後の事は、第二のキラから実際に【死神の目】の話が出てから、また、改めて話し合う事にしましょう。』
そう言ったLに、わたし達も同意する。
Kaori『わかった。』
ナオミ『そうね、それが一番確実だと思うわ。』
L『ただ、第二のキラへの対応は、今の内に考えられるだけ、考えておいた方が良いでしょう。』
ナオミ『ええ。』
Kaori『うん。』
L『一応対策は、考えられるだけ、考えておきますが。不足の事態が起きた時は。私の判断で、最良だと思える手を打ちます。
なので、もし、そうなった時は。Kaoriとナオミさんには、その時の私の行動に合わせた演技をお願いします。』
少し楽しそうに、そう言ったLに二人が返す。
Kaori『え…演技…。』
ナオミ『わかったわ。その時は、Lに合わせるわ。』
Kaori『わたしは、演技は、あんまり上手く出来ないかも知れないけど…。わたしなりに頑張る!』
そう答えたわたしに、ワタリさんが、こう言ってくれる。
ワタリ『そんな気負わなくても、大丈夫だと思いますよ。Kaoriさんは、普段のままのKaoriさんで、十分だと思います。』
ナオミ『そうね。Kaoriは、ある意味。良い意味で天然だから、普段のKaoriで、十分だと私も思うわ。それにもしもの時は、Lと私で何とかするから。Kaoriは、安心して。』
そう声を掛けた二人に、Kaoriが笑顔で返す。
Kaori『ありがとうございます! ワタリさん、ナオミさん!』
そんなわたしに、今度はLが、微かに笑みを浮かべながら言う。
L『Kaori、大丈夫です。Kaoriの事は、必ず私が守ります。だからKaoriは、安心して、私の側に居てください。』
笑みを浮かべながら、そう答えたLに、Kaoriも笑顔で返す。
Kaori『ありがとう!L!』
そんなKaoriとL。二人のやり取りを見ていた、ワタリとナオミは、微笑ましそうに、二人を見ていた。