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【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!

第10章 捜査開始!


相沢『ふー…これで今までに見つかった、12月27日の、日本で亡くなったFBI捜査官を偶然、監視カメラが捕らえていた映像は全てです。心臓麻痺の瞬間を捕らえていたのは。

銀座のデパートに居た、ニック=スターク、山手線のホームに居たレイ=ペンバー、池袋の繁華街に居たニコラ=ナスバーグの三人で…。残りの者は、滞在していたホテルから出てくる所くらいが限界です。』

Lはしばらく考えながら、届いた監視カメラをチェックしている。

竜崎『「一番気になるのは、やはりFBI捜査官のレイ=ペンバーだろう…。南空ナオミが、独自に調べていた事も含(ふく)め考えると。一番怪しいのはレイに間違いない…」

レイ=ペンバーの改札シーン、乗車シーン、そして、死のシーンだけを、もう一度3つ並べて観せてください。』

Lがそう言った後、もう一度、改(あらた)めて監視映像を流す。そこにKaoriも加わる。

松田『15時11分、新宿西口から乗車し、16時42分に下車した所で死亡…。15時11分に新宿西口から入ってますし、イオカードの履歴とも一致します。確かに、分かりにくくはありますが。

詳しく分析するまでもなく、レイ=ペンバーです。15時13分、山手線に乗車、誰かを尾行していたとしても、この不鮮明な映像からそれを割出すのは困難だと思われます。そして死ぬ直前…。』

竜崎『やはり、変ですね…。』

香織『竜崎、何が変なの?』

竜崎『15時13分乗車、16時42分に下車した所で死亡。一周1時間の山手線に1時間半乗っていた…遺留品に切符もなく、イオカードの履歴からも、途中下車し、もう一度乗ったとは考えにくい…。

そして、レイ=ペンバーが日本に入ったFBI捜査官のファイルをパソコンで受け取ったのが15時21分。つまり乗車した8分後です。

ペンバーは、ファイルを持ちながら、1時間半電車に乗り続けた…。そしてキラは死の直前の行動を操れる。死んだ12人が、不思議な行動を取っていても、当たり前と言えば当たりですが…。』

その時、ペンバーのテープを観ていたLは一瞬何か引っ掛かかりを感じたが、一瞬の事だったのですぐには分からなかった。その時、一緒にテープを観ていたKaoriが、Lの袖を引っ張って言う。
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