【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!
第84章 主人公とアーマの力
悪戯が成功した子供の様な表情で、そう言ったワタリさんに、ナオミさんが笑顔でこう言う。
ナオミ『なら尚更(なおさら)効果は抜群ね!流石ね、ワタリさん。』
そんなナオミとワタリのやり取りを聞いたLが、誰にも聞こえない様な、微かな声で呟く
L『何だかんだいって、ワタリもKaoriには、甘い…。』
微かに口元に笑みを浮かべながら、そう言ったLの微かな呟きは、空気に溶けて消えた。
そんな中、当の本人であるKaoriは、多少驚いた表情で言う。
Kaori『わたし知らない内に、緊張してたんですね。自分では、全く気付かなかった。』
苦笑いを浮かべながらそう言ったKaoriを、ナオミが優しく微笑みながら、ふわりと包み込む様に、抱き締めた後に言う。
ナオミ『仕方ないわ。内容が、内容だったもの。Kaori、話してくれてありがとう。』
そう声をかけてくれたナオミさんの言葉が嬉しくなって、わたしも、笑顔でナオミさんに返す。
Kaori『はい!』
そんなKaoriと、ナオミのやり取りを見ていたLとワタリは、そんな二人を見て微笑んでいた。
そして、少し休憩を挟(はさ)んだ後。改めて、今後の事を話す。