【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!
第84章 主人公とアーマの力
わたしはそんなナオミさんの言葉を聞いて、一瞬だけ「えっ?」と思い。Lに視線を移した。そして、改めてLにも、こう言う。
Kaori『L、もしそうなら。Lにも、説明をお願いしても良い?』
そう言ったわたしに、Lが少し悩んだ様な表情で、わたしを見た後。小さくため息をつき、話し出す。
L『…わかりました…。Kaori、少し辛い出来事を思い出す事になりますが…。それでもいいですか。』
そう確認してきたLに、わたしは頷きながら答える。
Kaori『うん、もしそうだとしても。やっぱりLとナオミさん。二人が思った事を知っておきたい。』
改めてそう答えたわたしに、Lが答える。
L『わかりました。Kaoriは以前、夜神さんが車ごと、さくらTV局に突入する夢と、宇生田さんが亡くなる夢を見た。覚えてますか…。』
わたしはLが発した、「宇生田さん」と言う言葉を聞いて、その時の事を思い出し。棘が刺さった様に、一瞬だけ、胸に痛みを感じた。
わたしは、その痛みを押さえる様に、胸の辺りを軽くギュッと握った。そして、改めて答える。
Kaori『うん…。今でも覚えてる…。』
そんな私の胸の痛みを、癒すようにLが、ふわりとわたしを抱き締めた。そして、少しだけそうした後。わたしから離れて、続きを話し出す。
L『あの時Kaoriは、宇生田さんが亡くなる夢を見た。それが一番の理由です。』
Kaori『宇生田さんが亡くなる夢を見たのが、一番の理由…?』
そう返したわたしの言葉に、今度はナオミさんが話し出す。
ナオミ『ここからは、私が引き継ぐわね。確かにKaoriも、 Kaoriのお婆様も。今回の事件の事と。アーマが探していた、レムとゆう死神と、その死神と一緒に居る少女の夢を見ていたわ。
それに、今回の捜査の事と、Lの事もそうね。でも、一緒に捜査をしていた人が亡くなるとゆう話は、手紙には、書いて無かった。』
わたしは、そのナオミさんの説明を聞いて思わず呟く。
Kaori『確かにお婆ちゃんは、Lの事や、捜査の夢の事は書いてたけど、人が亡くなったり…。』