【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!
第82章 対価
L『挨拶は、無事に終わった様なので。早速【DEATH NOTE】に関する話を始めましょう。Kaori、話を聞かせてもらえますか?』
Kaori『うん、わかった。アーマもいい?』
わたしは、もう一度だけ、アーマに確認をした。そんなわたしに、アーマも答える。
アーマ『Kaoriから話すなら、私の方は問題ないわ。』
アーマのその答えを聞いたわたしは、改めて、Lとナオミさん。そして、ワタリさんに、【死神の目】について話す。
Kaori『じゃあまず、【死神の目】について、説明するね。今回話したかったのは、【死神の目の取引】についてなんだ。取り敢えず、現時点でわかった事を話すね。』
そう切り出したわたしに、その場に居る。Lとナオミさん、そしてワタリさんが頷き、こう答える。
L『はい、お願いします。』
ナオミ『私も、OKよ。』
ワタリ『伺います。』
そう答えた三人に、わたしも頷き、話を再開した。
Kaori『まず【死神の目】について何だけど。何故アーマが、わたしだけにしか話せなかったのか…。それは、昨日少し話してたからわかると思うんだけど。
確認も兼ねて、改めて説明するね。もうわかってる事だけど。【死神の目の取引】は、その【DEATH NOTE】に憑いている。死神のノートの所有者だけしか出来ない。
それは昨日話してた通りなんだけど、その事に関して、昨日Lが、アーマに、こう確認してたの、覚えてる?』
L『【死神】と【目の取引】と言うからには…。何かしら【対価】が必要なはず…。そしてそれは、私達人間が、持っている物の必要がある。』
Kaori『って、そう言ってたよね。』
わたしがLにそう聞いた後。改めて、Lが頷き、答える。
L『はい。でなければ、あり得ないと思ったので。』
そう答えたLに、わたしは頷き。改めて、続きを話す。
Kaori『Lのその勘は、当たってた。【死神の目の取引】は、【その死神のノートの所有者である人間の、残りの寿命の半分と引き換え】に出来る。』
そのわたしの説明を聞いた、Lとナオミさん。そして、ワタリさんが、驚いた様に目を見開きながら。