【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!
第81章 1日前の、朝のやり取り…。『✨L甘夢✨』
ナオミ『ワタリさんに連絡して、Lの事。早く確認してみたら。その方がKaoriも、安心出来るんじゃない。』
笑顔でそう言ったナオミさんに、わたしも笑顔で返す。
Kaori『はい!』
ナオミさんに、そう答えた後。わたしは、すぐに、腕にしているブレスレットに手を置き、ブレスレットを、今回は二回押した。
それと同時に、押したブレスレットから、ワタリさんの声が響く。
ワタリ『おはようございます、Kaoriさん。どうかなさいましたか?』
そのワタリさんの問いに、わたしも答える。
Kaori『おはようございます!ワタリさん!実は、ワタリさんに、一つ確認したい事があって。良いですか?』
ワタリ『はい、構いませんよ。何でしょうか?』
Kaori『ありがとうございます!あの、実はLの事なんですけど。もう起きてますか?』
そう聞いたわたしに、ワタリさんが、微かに笑みを含んだ感じの声で、答えてくれる。
ワタリ『はい、Lならもう起きていらっしゃいますよ。』
Kaori『そうなんですね。なら安心しました、Lに早めに話したい事があったので。早速、Lに掛けてみます!』
そう返そうとしたわたしの言葉に、思いもよらなかった声が返って来る。
L『Kaori、何故私ではなく、一番にワタリに掛けるんです?』
わたしは、ブレスレットから突然聞こえてきたLの声に、思わず大きな声を出してしまった。
Kaori『えっ!? L!? 何で、どうして!?』
そして、そんなわたしのブレスレットから聞こえて来たLの声に。わたしの隣で一連のやり取りを聞いていたナオミさんも。少し驚いた様な感じで言う。
ナオミ『まさか直で、Lの返事が返って来るとは、私も思わなかったわ。』
L『ナオミさん、失礼な事を言わないでください。ワタリが居るなら、私も居て当然でしょう。それよりKaori。私の質問に答えてください。何故、一番に私ではなく、ワタリなんです? 』
Kaori『だって、Lはまだ、休んでるかも知れないって、思ったから。だからまずワタリさんに、電話をして、確認してからって、そう思って…。』