【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!
第80章 取引について
Kaori『【死神の目】について。お願い…アーマ。』
わたしは、アーマの目を真っ直ぐに見て、真剣な表情で聞いた。そんなわたしの目を、アーマも真っ直ぐに見て答える。
アーマ『………。【死神の目】は、あの時説明した通り【人間の寿命と名前が見える】。そして、その【死神の目】の取引が出来るのは、死神の憑いたノートの所有者だけ。
そして、もしその所有者である人間が【人間の寿命と名前が見れる、死神の目の取引】をする場合。絶対に必要な事がある…。それは…。そのノートに憑いている死神と、ある契約を結ぶ事…。』
Kaori『うん、それはL達と話してた時に出てたから、何となく、そうなんだろうなって。だからあの時、アーマも、話せなかったんでしょう?』
アーマ『ええ。』
Kaori『それが例え、どんな事だったとしても。わたしは、ちゃんと知りたい。だからアーマ、話して。』
そう言ったわたしに、アーマが答える。
アーマ『わかったわ…。【死神の目の取引】私のノートの例で、取引の内容について、分かりやすく説明するわ。』
Kaori『うん、お願い。』
アーマ『【死神の目の取引】。それは、そのノートに憑いている死神と所有者…。つまり私のノートで言うと。
【私のノート所有者であるKaoriの、残りの寿命の半分と引き換えに取引が出来る】それが、【死神の目】の取り引きよ。』
Kaori『!? 【ノートの所有者である人間の、残りの寿命の半分】!? もし本当に、第二のキラが【死神の目】を持っているなら。
第二のキラは、【自分の残りの寿命半分と引き換えに、その死神から、死神の目】をもらったて事だよね。』
アーマ『ええ、その人間が【死神の目】を持っているなら。そうとしか、考えられない。』
Kaori『そう、なんだね。第二のキラがそこまでして【死神の目の取引】をしたなら。わたし達には分からない…。
第二のキラなりの理由が、きっとあったんだろうね…。わたしだったら、すぐには決断出来ないかも。💦 やっぱり少し怖い気がするし。💦』
アーマ『それが、普通の感覚だと思うわ。』
そう答えたアーマに、Kaoriが言う。
Kaori『でも…。もしその力で、失くしたくない…大切な人を、守る事が出来たとしたら…。』