【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!
第79章 ここは…?
Kaori『確認する為にも、声のする方に行ってみよう。うーんと…。』
?『……さんは、……持ってないと、思いますが。私は、キ…さんを、……したりはしません。安心してください。』
Kaori『まだ少し、遠そう。もう少し先かな?』
わたしはそう思い、その微かな声を頼りに、さらに進む。そして、その場所を目指しながら、さらに考える。
Kaori『でも本当に、何なんだろうここ…。つい前まで話してた内容と映像が、亀裂が空いた場所から、視たり聞いたり出来るなんて、いくら夢だとしても、普通あり得ないよね?』
そう自問自答しながら、目的地に向かう。向かってる途中(とちゅう)の場所でも。何故か、今まで、視てきた夢の映像や、音声が流れている場所が、幾つもあった。
そんな中、やっと目的地に着く。ただ、その場所は、他の場所とは違い、真っ暗で、映像は流れておらず。ラジオの様に、音声のみが響いていた。
Kaori『今まで通って来た場所は、ちゃんと映像と音声、両方が流れてたのに、この場所は真っ暗だな…。どうしてなんだろう?』
そう思って、真っ暗な映像を見ながら考え込んでいた時。その真っ暗な映像から、音声が流れた。
?『キラさんは目を持って無いと……。』
その音声を聞いたKaoriが、驚いた表情で思わず呟く。
Kaori『っ!? 今、何て…。』
Kaoriはそう呟きながら、考える。
Kaori『キラって…。そう言ったの…。…確かに今までも、声を聞いたり、映像を見たりはしたけど…。よくよく考えると…。キラに関する事に関しては…。
断片的なものが多かったかも知れない…。だとしたら、これもキラに関する事だから、映像は流れず、音声だけだって、そうゆう事? でも…。』
キラに関する事なら、尚更少しでも、情報を集めないと…。わたしはそう考え、改めてその音声に耳を傾け様と、意識をそこに向け様とした。
その時、少し先の、何もなかった場所に、シルエットの様な物が現れた。思わず、そのシルエットに、意識が向く。そして、次第にそのシルエットがハッキリわかり、思わず呟く。
Kaori『えっ…。まさか、あれって…。間違いなく、アーマ…だよね…?』
確信を持ったわたしは、気になっていた音声を後回しにして。