【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!
第8章 捜査員達の前に現れた謎の女性…。
その時、ふいにLの携帯が鳴った。
竜崎『失礼……。』
そんなLの行動を見ていた松田が、ひとりぼやく。
松田『我々の携帯は、切っておくように言っておいて…。』
竜崎『わかった。こっちも、今終わった所だ。自分のキーで入ってきてくれ。』
Lは、電話の相手にそう答えた後。改めて捜査員達の方を向き、こう言った。
竜崎『ワタリが、来ます。』
Lのその言葉に、捜査員達は驚いた表情をした。
捜査員『……!?』
そして捜査員達が、お互いに顔を見合せ、驚いた表情をしている間に、Lは携帯で、今度はKaoriにメールを打った。
その時Kaoriは、キッチンでずっとLからの連絡を待っていた。そして何時間かたった頃。Lからメールが届いた。そして、届いたメールを確認する。
L『人数は5人、全員と話した結果。この中にキラはいないと確信しました。ワタリもすぐに来ます。』
Lのそのメールに、Kaoriも返事を打つ。
Kaori『了解!』
そうLに返事を打った後。Kaoriはキッチンで、人数分のコーヒーを入れて、さっそくLと、捜査員達が居る部屋に向かった。
そして、電話を切って、しばらくしてから、ワタリが捜査員達の前に姿を現す。
捜査員達は、皆驚いた顔をして、ワタリを見た後。改めて呟く。
捜査員達『この方がワタリ…?』
松田『あの、いつもの格好は?』
捜査員達の、その言葉を聞いたワタリが、その問いに答える。
ワタリ『あの格好だと、ワタリですと言わんばかりですし。このホテルに竜崎が居るとバレますので…。こうして、私の顔をお見せ出来るのも、竜崎が皆さんを信用した証拠です。』
捜査員達は、ワタリのその言葉を聞いて、それぞれ反応しながら、ワタリとLのやり取りを見ていた。
ワタリ『竜崎。言われた物を、お持ちしました。』
竜崎『皆さんに、お渡しして。』
ワタリ『皆さんの、新しい警察手帳です。』
ワタリのその言葉を聞いて、捜査員達が、驚いた顔をした後。改めて、ワタリから渡された手帳を確認する。
捜査員達『新しい? 名前も役職もでたらめだ…。』