【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!
第8章 捜査員達の前に現れた謎の女性…。
竜崎『では、まず「この中にキラはいない」それを明らかにする為に、1人ずつ質問をさせて頂きたいのですが…よろしいですか…?』
そう言った Lに、捜査員達は一瞬あっけにとられた。
捜査員達『………。』
そして、そんな捜査員達を見た夜神が、捜査員達の方を向き、自分が思った事を言う。
夜神『竜崎の言う通りだ。キラが始めから本部内にいて、情報を得ていたのなら、ここに残っている可能性は高い。』
松田『残れば、竜崎の顔、見れたわけですしね…。』
捜査員達と夜神が話している時、Lは、捜査員達から少し離れて、一人窓際に立ち考える。
L「これで、あと何か1つ決定的なものがあれば、そんなに焦る事もないのだろうが…。いや…ここで逃がしたら…。……何か1つ……。」
Lが、一人窓際で考えている頃、夜神月もまた同じように、自分の部屋で考えていた…。
リューク『あれ? 今日はデスノートじゃないのか? ああ、例の受験てやつだな。』
月『そんな勉強、今頃してるようじゃ駄目だよ…。僕はここ数日、かなり動いた…。考えるんだ…落ち度は無かったか…そして、これからどう行動するか…。
これからが、本当の戦い…。考えろ…考えるんだ…。その中で何か1つでも穴があったら…。何か1つでも新事実(しんじじつ)が出てきたら、命取りになる。何か1つ…。』
Lと月、二人同時に考える。
L&月【…何か1つ…。】
Lは窓の外を見ながら、考える。とりあえず今は、捜査員達と話して、これからのキラ捜査の対策を考えるのが先だろう。そう考え、まだ話している捜査員達の元に戻って、話しを再開したのだった。
竜崎『一人一人に尋問(じんもん)する様な事をして、申し訳ありませんでした。この中にキラは…いません。』
夜神『竜崎…何故(なぜ)いないと言い切れるんです?』
竜崎『一言でいえば、キラであるかどうか確かめる、あるトリックを用意してたんですが…。皆さんには、そのトリックを仕掛ける気、すら起こりませんでした。』
そのLの言葉を聞いた捜査員達は、複雑な顔をして、Lを見ていた。
捜査員達『………。』