【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!
第8章 捜査員達の前に現れた謎の女性…。
松田『偽名(ぎめい)の警察手帳…。』
そんな捜査員達を見たLが言う。
竜崎『キラは殺人に、顔と名前が必要…。その前提(ぜんてい)で、命懸けでキラを追うんです。このくらい、当然でしょう?』
そうLが言った後、部屋をノックする音が響いた。捜査員達は、いきなりのノック音に、一瞬驚いた顔をして、Lを見る。
そんな捜査員達を見ながら、Lが言う。
竜崎『大丈夫です。』
そう言って、Lがノック音がしたドアを開けた。
それと同時に、Lが開けたドアから、一人の女性が現れる。
?『皆さん、お疲れ様です!コーヒーを入れてきたので、良かったらどうぞ。』
女性はそう言って、笑顔で捜査員一人一人の前に、コーヒーの入ったカップを置いていった。捜査員達は皆驚いた顔をしながら、その女性を見る。
そして、女性が全員の前にカップを置いた後。捜査員を代表して、夜神がLに聞く。
夜神『竜崎、その女性はいったい誰なんだ…。』
そう夜神が全部言い切る前に、今度は松田が口を開いた。
松田『コーヒー、ありがとうございます!ちょうど喉が渇いていたので、とても助かりました!』
松田は顔を赤らめながら、Kaoriの手を握りそう言った。Lはそんな松田を睨みがら、松田からKaoriを引き剥がし、自分の方に引き寄せる。
竜崎『松田さん…。彼女に馴れ馴れしく触れないでください。今度馴れ馴れしく触れたら、蹴りを入れます。』
と松田を睨みながら言い放った。そんなLを見た松田が、小さな声で、はい…。と答えた。そんな二人のやり取りを見ていた捜査員達が、Lに問う。
捜査員達『竜崎、何故(なぜ)こんな女性が? 竜崎、捜査は我々だけでするはずでは?』
その問いに、Lが答える。
竜崎『彼女はKaoriといって、こちら側の人間で、私達と一緒に、これからキラ捜査をする事になります。なので、捜査の内容や、捜査の状況なども、Kaoriには、全て伝えてくださって構いません。』