【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!
第70章 メッセージビデオを見た月の感想 📁
改めて目を開け、努めて冷静に。言葉を選びながら、Lの問いに答える。
月『キラの能力を持った人間は、一人じゃないかも知れない。』
そう説明する月の事を、ジーっと見ながら、Lは、その月の説明に、黙って耳を傾けていた。
そしてあらかじめ、月は、そう推理するだろうと考えいた。Lとナオミは、心の中でこう呟く。
L「思った通り…。第二のキラだという推理をしたか…。もとから、こんな単純な方法に引っかかったりしないだろう事は、最初からわかっていた…。
やはり、お前を捕まえる為には…。殺人の現行犯、そして、物的証拠を上げる意外には無い。そうでなければ、お前は、自分がキラだとは認めない…。
であれば、その両方を改めて、お前に叩きつけるだけだ。それを確認出来ただけでも。今は良しとしよう…。キラ、お前は必ず私が捕まえる…。」
Lは心の中で、そう呟いた。
そしてLが心の中で、そう呟いていた時。ナオミもまたこう思っていた。
ナオミ「やはり、最初思っていた通り、第二のキラだと推理したわね…。それを踏まえた上で、これからどうするのか…。策を考えなければ…。」
そして心の中でそう思っていた、Lとナオミ意外の捜査メンバーは、少し驚いた様な表情を浮かべながら、同じ様に、心の中で、それぞれこう呟いていた。
Kaori「!?」
松田「えっ!」
相沢「なっ!?」
夜神「月!!」
そんな中。最初に焦った様子で、月に問いを投げ掛けたのは、父である総一郎だった。
朝日『キ…キラの能力? どうゆう事だ、月。』
そう聞いてきた総一郎に、腕を組んだ月が、改めて理由を説明する。
月『少なくともこいつは、今までのキラじゃない可能性が高い。理由の一つとしては、今までのキラなら、殺人予告に、こんな容疑者を使ったりしない。』
月のその説明を聞いたKaoriは、思わず心の中で叫ぶ。
Kaori「Lと同じ!?」
そんな月の説明に、今度は、相沢と松田が焦った様な感じで言う。
相原『お……同じだ……。』