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【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!

第70章 メッセージビデオを見た月の感想 📁


竜崎にそう答えた後。僕は改めて、竜崎が観てくれと言った、その偽キラが出したというメッセージビデオを、再生した。

キラ【………。………。以上の事から。私が、本物のキラだという事が、わかったと思います。指定された時間通りに…。】

その偽キラのビデオを観た月は、表情には出さず、心の中で毒ずく。

月「………。このビデオを観て、あまりの出来の悪さに吐き気がする。そう思うのは、僕が本物のキラだからか…。全く、キラのイメージダウンどころの話しでは無い……。」

月は、そう思いながら。メッセージビデオを観た。そして、部屋に入ってから、ずっと黙っている捜査メンバーに、視線だけを向けながら、頭で考える。

月「しかし、何故、資料を観てた時と違って、ビデオに関しての説明を誰もしてこない? 何か変だ…。まあ、何にしろ…。

僕もこのビデオに関しては…。下手な事は何も言わない事だ…。このまま放っておけば、Lは死ぬんだ…。なら、気にする必要は無い。」

僕がそう考えている時。突然今まで黙っていた竜崎が、僕にこう言ってきた。

竜崎『どうですか月君。何かわかりましたか?』

月「!?」

月にそう話しかけたLの言葉で。それまで黙っていた捜査メンバー全員の視線が、一斉(いっせい)にLと月に向いた。

そして、そんなLと月を見ながら。捜査メンバーは、心の中でそれぞれ、こう呟く。

Kaori「……月君は、どんな推理をするんだろう…。」

ナオミ「夜神月…。どう答えるのか、この目で、しっかり見させてもらうわ。」

松田「月君…。どんな推理を…。」

相沢「月君は、どんな推理をするんだ…。」

夜神「月………。」

捜査メンバーが心の中で、そう呟いた時。

Lのその言葉を聞いた月は。Lの思惑に気付き、視線を鋭くした。そして心の中だけで言う。

月「なっ………!? こいつ……!? これが目的か!!」

月はそう確信し。一度だけ目を閉じ、自分に冷静になれと言い聞かせ。
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