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【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!

第68章 合流


リュークは、そう思いながら、改めて月の後を追った。

そして、ホテルの入り口で、そんなやり取りがされていた頃。捜査本部では、総一郎とLが、月について話していた。

夜神『竜崎。もう一度確認しておくが、もし月が【第二のキラ】である可能性を促(うなが)したら。月は、白になるんだな? …………。』

少し疑うような感じで、そう聞いてきた総一郎に、コーヒーを飲みながら、Lが答える。

竜崎『先ほど言った通り。【ほぼ白】です。』

総一郎には、そう答えながら、頭の中では、こう考える。

L「確かに、今回の事件が【第二のキラ】であるという推理をすれば、状況的には黒であっても、ほぼ白だとしか言えない…。

だが、あの夜神月の事だ…。それをわかった上で、あえて【第二のキラ】であると、推理するだろう。今までの夜神月のやり方や、対応の仕方を見ても、間違いない…。

ただ、そこを上手く利用する事ができれば、逆に夜神月がキラであると、証明出来る何かが、掴めるかも知れない…。望みは薄いが、今は、それにかけるしかない…。」

そしてLが、そんな考えを巡らせていた時。Kaoriとナオミが、部屋に戻り、捜査メンバーに、改めて声をかける。

香織『遅くなって、すいません。今戻りました。』

間木『休憩を取らせて頂いて、ありがとうございました。ここからは、私達も参加します。』

そう声を掛けてきた二人に、捜査メンバーがそれぞれ声をかける。

夜神『もう、大丈夫なのか?』

香織『はい、ご迷惑をおかけしました。もう大丈夫です。ありがとうございます。』

そう答えたKaoriに、微かに笑みを浮かべながら、総一郎が言う。

夜神『ならいいが、もしまた何かあったら、すぐに言ってくれ。香織さんは、少し無理をする所があるからな。』

少し困った様に言いながら、大きな手を、Kaoriの頭の上にポンと乗せ、そう言った。そして、そんな総一郎の後に、相沢も言う。

相沢『局長の言う通り、確かに香織さんは、少し頑張り過ぎる所がある。』

そう言った相沢の後に、ナオミも微かに笑みを浮かべながら、同意する。
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