【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!
第7章 竜崎
竜崎『キラは単独犯、前の捜査本部の情報を得ていた。』
相沢『そ…その単独犯というのは、どうゆう理由で?』
そう話す相沢にすかさず夜神が声をかける。
夜神『ちょっと待て相沢、まず竜崎の推理を全部聞こう。その後、質問があれば、まとめて聞こうじゃないか。』
相沢『そ…そうですね。』
そんな、二人の会話を聞いたLがまた話し出す。
竜崎『キラが殺しに必要なのは、顔と名前…死の前後の行動をある程度操れる。以上の事をよく頭に入れたうえで、これから話す事を聞いてください。
12月14日、FBI捜査官12人が日本に入っています。
12月19日、キラは明らかに刑務所の犯罪者で、死の前の行動を操るテストをしています。
つまり、このたった5日の間に、キラはFBIの存在に気付き、その存在を脅威に思い、顔も名前も分からぬFBI全員を消す為に、死をどこまで操れるか、犯罪者でテストをする必要があったと考えられます。
12月27日、そのテストの結果を利用し、FBI捜査官12人全員に、彼らの顔と名前の入ったファイルを持たせ、殺す事に成功しています。
これは誰のファイルを見たのか、分からなくする必要があった証…。逆に言えば、誰かとかなり接近したと考えられます。そして、そのFBI12人の遺体は全て、都内周辺で発見。
12月19日から12月27日…この間に、今分かっているだけで、都内周辺で、指名手配犯や前科者、罪の疑惑がかかっているだけの者、23人が心臓麻痺で亡くなっています。
明らかに今までの、キラのターゲットとは事なっている。つまりキラは、FBIを消すのに、罪の軽い者でも操る必要があった…。
23人というのは、誰を利用したか絞り込めなくする為…。実際に利用したのは数名でしょう。テストから8日空いているのも、FBIにより多くの者を調べさせ、自分を隠す為です。
つまりキラは、FBIが調べていた者の中の、12月14日から12月19日の間の者の中にいたと考えて、まず間違いありません。
今回キラは。FBI全員の顔と名前を知るのに、かなり無理をしています。全員にファイルを持たせるには、まず誰かに持たせる必要がある。
12人がファイルを持った順番も、FBI本部の協力で分かっています。その他にも、持ち出しは禁止しますが、資料は…。』