【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!
第67章 L、思案 🤔
そして、本部に向かいながら、もう一度考える。
L「何としてもKaoriが、ノートを持っている事は、知られない様にしなければ…。」
そう思いながらLは、また親指の爪を噛んだ。
そしてLが、本部に向かいながら、そう考えている頃。Kaoriとナオミは、部屋に戻り、ノートを鍵が掛けられる引き出しに仕舞っていた。
ナオミ『とりあえず、今は、これで我慢するしかないわね。後でまた、改めてLに相談しましょう。』
そして、アーマは【DEATH NOTE】が仕舞われた引き出しを、ジーっと見ていた。そんなアーマを見て、わたしは少し、胸が傷んだ。
わたしは、胸の痛みを感じながらも、アーマに言う。
Kaori『アーマ、ごめん。わたし達が、本部から戻って来るまで、少しだけ、ここで待ってて。話しが終わったら、すぐに戻ってくるから。だから、ごめんね。』
そう声をかけたわたしに、アーマが答える。
アーマ『わかったわ。』
Kaori『ありがとう、アーマ。』
そう言ったわたしに、微かに笑みを浮かべた様な感じで、アーマがわたしを見た。そんなわたしに、ナオミさんが言う。
ナオミ『それじゃあ、Kaori。私達も本部に向かいましょう。』
Kaori『はい。』
そう話した後。わたし達は、改めて本部に向かった。そして本部に向かいながら、わたしはこれからの事を考え、思わず呟く。
Kaori『これから、どうなっていくんだろう。』
思わず、そう呟いた私に、少し困った様に微笑んだ後。ナオミさんが言う。
ナオミ『そうね。こればっかりは、わからないと言うのが、正直な所ね。これからどうなっていくのかは、まだわからないけど。
とりあえず今は、L達が居る、捜査本部に行きましょう。全ては、それからね。ほら、Kaori。そんな顔しないで。確かに、不安はあるけど。
Kaoriは、一人じゃないわ。私も居るし、勿論Lもいる。それに、アーマや捜査メンバーも一緒よ。だから、きっと大丈夫よ。』
そのナオミさんの言葉を聞いて、わたしは、おばあちゃんの手紙を思い出す。
祖母『一人で何でも抱え込まないで、皆で考えなさい。そして、皆で乗り切りなさい。』