【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!
第65章 ブレスレット💫 「L夢 微糖?」
ナオミ『本当なら、捜査に参加してる、夜神さん達にも話したい所ではあるけど。残念ながら、今の時点では、話さない方が良い気がするわ。』
Kaori『はい、わたしもそう思います。今の状況を考えると、それが最良なんじゃないかって…。』
少しうつむきながら、そう答えたわたしに、少し困った様に微かに微笑みながら、ナオミさんが、こう声をかけてくれた。
ナオミ『Kaori、大丈夫よ。今は無理でも、必ず夜神さん達にも話せる時が来るわ。だから、それまでは、焦らず待ちましょう。』
ナオミさんのその言葉を聞いた後。わたしは、一度瞳を閉じ、少しした後。瞳を開け、微笑みながら、ナオミさんに答える。
Kaori『はい!わたしもそう信じます。』
そんなわたしを見たナオミさんが、優しく微笑みながら、改めてこう言う。
ナオミ『問題は、このノートの事を、どうやってLに、連絡するかね…。本当なら、Lに直接見せて、話せた方が良いとは思うけど、物が物だけに。
安易(あんい)に、持ち出す訳にもいかないし、本部には、夜神さん達も居る。それに何より、夜神月もこっちに向かってるから、これからの事を話すには、厳しいわね。
まぁ、これからの事を話すのは後でも良いけど、とにかく今は、アーマの事とノートの事は、夜神月が着く前に、Lに話した方が良い。』
Kaori『はい、わたしもそう思います。ただ、アーマやノートの事を説明するには、それなりに時間が必要な気がするので、今すぐってなると…。』
ナオミ『そうね。アーマの話しだと、私が今、アーマを見て話せるのは、このノートに触れているから。だとしたら、もし私がこのノートから手を離したら。
いくら近くに居ても、アーマの姿を見て話す事は、出来ないという事だものね。こうなると、ノートの一部でも持っていないと、厳しいわね。』
そう言ったナオミさんの話しを聞いて、わたしは考える。そして、改めてアーマにこう聞く。
Kaori『アーマ、このノートは、アーマのなんだよね?』
アーマ『ええ、そうよ。』
Kaori『あのね、アーマ。お願いしたい事があるの。このノートなんだけど、ページを一枚破ってもいいかな?』
そう聞いたわたしを、アーマはじいっと見た。