• テキストサイズ

【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!

第64章 アーマが人間界に来た理由…


アーマ『そして、そのノートの所有権は、次にそのノートに触れた人間。または、死神に移る。本来なら、そのノートは、死神大王に返上するのが、常識だとされているわ。』

ナオミ『なるほど…。要するに、【DEATH NOTE】を死神自身の寿命を伸ばす為に使う分には死なないけど。好意を持った人間…。その人間の為に使うと。

その死神は死ぬと言う事なのね…。そして、本当ならその場合は、死神大王という死神が、全て管理する立場にある。この認識で間違いないかしら。』

そう改めて聞いたナオミさんに、アーマも答える。

アーマ『ええ、その認識で、問題ないわ。』

ナオミ『と言う事は、あなたの本来の目的は、そのレムという死神で、人間を殺す為に来た訳ではないと言う事?』

少し警戒しながら、そう聞いたナオミさんに、アーマが言う。

アーマ『信じるか、信じ無いかは、貴女の勝手ではあるけど、私の目的は変わらないわ。私は、レムが砂になって、跡形もなく消える前に、レムを見つけ。

死神界に一緒に帰る様、説得をして、二人で一緒に死神界に帰る。それが、本来の私の目的。だから、本当なら、こんなに長く、人間界に居るつもりはなかった…。それは事実よ。

でも、その肝心なレムは、中々見つからず、私は内心焦っていた。その焦りが油断を生み…。私は、このノートを落としてしまった…。』

Kaori『じゃあ、このおばあちゃんが持ってた【DEATH NOTE】は…。』

そう呟いたわたしの言葉に、ナオミさんも同意する。

ナオミ『たぶん、そうね。』

そんなわたし達に、アーマが言う。

アーマ『その通りよ。その時、私が落とした【DEATH NOTE】を拾ったのが、Kaori。貴女のおばあ様だった。そして、そのノートに触れた、貴女のおばあ様が、こう言ったの。

この私が落としたノートに触れた時。貴女の未来…。それと、もう一つ…。このノートと同じ、黒いノートが見えたとのだと…。』

Kaori『わたしの未来…。それが、この手紙に書いてあった…。』

ナオミ『今回の事件に関わっている。Kaoriの未来だった…。そうゆう事ね。』

そう言ったわたし達に、アーマが続ける。

アーマ『ええ、そうよ。そして、もう一つ…。この黒いノートと同じノートを持っている女の子と、その側に、私とは違う…』
/ 418ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp