【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!
第62章 Lがナオミに回収させた物
ナオミ『じゃあ、そうゆう事にしとくわ。とりあえず、話を戻しましょう。』
そう言った後。微かに笑みを浮かべて、改めてナオミが話し出す。
ナオミ『Kaoriには、話してないみたいだから、そこから話すわね。以前Lに、ある物を回収する様、頼まれた事があるのよ。』
そう話したナオミに、Kaoriが返す。
Kaori『回収? そう言えば、前にLが、そんな様な事を言ってたかも…。ただ、その回収した物が何なのかまでは…。』
ナオミ『そうだったの、じゃあ、こう言えば、わかるかしら。小型の液晶テレビと、ノートの切れ端。』
そのナオミの言葉を聞いたKaoriが、驚いた様に。瞳を大きくして言う。
Kaori『小型の液晶テレビと、ノートの切れ端…。ナオミさん、それってまさか!?』
ナオミ『わかったようね。そう、以前私は、Lに言われて、ゴミ集積所に行って、ある家のゴミから、回収された。小型液晶テレビと、紙の切れ端を回収したの。
それは、今回のキラ事件の、一つの確かな証拠になる物ですって、そう言ってわ。今思うと、あれもKaoriの、夢の力だったのね。』
ナオミさんのその説明を聞いて、何故ナオミさんが納得したと言ったのか、わたしにもわかった。
Kaori『そうだったんですね。あの時点では、わたしの夢の力は、今よりまだ少し弱い時で、詳しい情報までは、わからなかったんです。
でもあの時点でLは、もうすでに、手を打ってたんですね。ナオミさんに頼んでたなら、わたしにも話してくれれば良かったのに。』
そう呟いたわたしに、ナオミさんが言う。
ナオミ『LはKaoriに、話すつもりでいたと思うわよ。ただ、その後もやる事が出来て、タイミングを逃しただけだと思うわ。』
そう微かに、笑みを浮かべながら言ったナオミさんの顔は、とても、嘘を言ってるような感じじゃなかった。わたしは、そんなナオミさんの話しを聞いて、改めて、こう思う。
Kaori「あの時点で、もう手を打ってたLは、やっぱり凄いなー…。」
と思った瞬間だった。そして、そんなわたしの考えに賛同する様に、ナオミさんがこう言う。
ナオミ『全く、本当に抜け目ないわね。』