【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!
第62章 Lがナオミに回収させた物
そう笑顔で言ったナオミさんに、わたしも笑顔で返す。
Kaori『確かにそうですね。わたしもそう思いました。もしかしたら、今頃、Lは、くしゃみとかしてるかも知れないですね。悪い事しちゃったかな?』
微かに笑いながら、そう言ったわたしに、ナオミさんも、クスクス笑いながら答える。
ナオミ『そうね。でも普段散々こき使われてるんだもの、たまには、良いんじゃないかしら。』
ナオミさんとそんな話をしながら、わたしは、Lが、くしゃみをしてる姿を想像して、思わずクスリと笑ってしまった。
そして、Kaoriとナオミがそんな話をしている頃、捜査本部にいたLは、Kaori達の話してた予想通り、小さくくしゃみをしていた。
そんなLに気づいた総一郎や相沢。そして松田が、Lに言う。
夜神『んっ、竜崎。くしゃみなんかして、風邪でも引いたのか?』
竜崎『いえ、そうゆう訳では…。』
相沢『おい、竜崎。本当だろうな?』
竜崎『はい、大丈夫です。』
松田『竜崎がくしゃみをするんなんて、何か悪い事が起こる、前ぶれなんじゃぁ…。』
竜崎『松田さん、冗談だとしても、笑えません。おおかた、香織か間木さんあたりが、何か私の噂をしてるんだと思います。』
夜神『そうか、なら良いが、もし本当に体調を崩しているなら、早めに言ってくれ。少しぐらい休んだとしても、罰(ばち)は、当たらんだろう。』
そう言った総一郎に、Lが返す。
竜崎『当たり前です。そんな事になったら、即休みます。じゃないと、効率が悪いので。』
総一郎には、そう言いながら、Lはこう感じていた。
L「誉められている様な、呆れられてる様な、悪口を言われている様な、複雑な感じがします…。」
Lがそう感じていた頃。改めてKaoriとナオミは、黒いノートに視線を移し、話しを再開した。
ナオミ『少し、話がそれちゃったわね。Lの話はここまでにして、問題は…。』
Kaori『そうですね。問題は、この黒いノートが、わたしが夢の中で見たノートと、同じ物なのか、ですね。』