【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!
第61章 主人公宛ての小包 📦
そして、キッチンに着いた後。わたし達は、改めてお茶をしながら、何気ない話で盛り上がり、休憩時間を過ごしていた。
そんなわたし達の所に、荷物を持ったワタリさんが来て、わたし達に、こう声をかけてきた。
ワタリ『Kaoriさん、ナオミさん。やはり、こちらにいらっしゃったのですね。先ほど、Kaoriさん宛てに、こちらの荷物が届いたので、お持ちしました。』
微笑みながら、そう言ったワタリさんが、改めて、わたし宛てに届いたという荷物を、わたしに渡してくれた。
わたしとナオミさんは、お互いに顔を見合せた後。ワタリさんが渡してくれた荷物を受け取り。ワタリさんに、お礼を言った。
Kaori『ワタリさんだって忙しいのに、ありがとうございます。』
そう笑顔で返したわたしに、ワタリさんも優しく微笑みながら、答えてくれる。
ワタリ『いえ、お気になさらず。これも私の、仕事の一つですので。では…。』
そう言った後。ワタリさんは、自分の持ち場に戻って行った。そして、わたしとナオミさんは、改めて届いた荷物を確認する。
ナオミ『Kaori、誰から?』
Kaori『えっと…。どうやら、わたしの実家からみたいです。実家からは、そんな連絡、無かったんですけど…。突然、何だろう?』
そう呟いたわたしに、ナオミさんが言う。
ナオミ『この感じだと、小包に近い感じね。Kaori、とりあえず開けてみたら? わざわざ、今日の日付で届く様になってるみたいだし、早めに確認した方が、良いかも知れないわ。』
そう言ったナオミさんの言葉に、わたしは頷いた後。改めて、荷物を開ける事にした。
Kaori『そうですね。じゃあ、少しだけ失礼して、開けさせてもらいますね。』
わたしは、ナオミさんにそう答えた後。荷物を開ける。
Kaori『ナオミさんが言った通り、小包っぽいですね…。』
わたしはそう答えながら、更に荷物を開けていく。最初に荷物から出できたのは、二つの便箋だった。一つは、お母さんからで、もう一つは、祖母からだった。
そして、その二つの手紙の後に出てきた、見た事のある物を見て、わたしは思わず、息を呑んだ。そして、呟く。
Kaori『…これは、まさか…。でも、そんな事あるわけ…。』
そう思いながらも、わたしは、完全に否定する気にはなれなかった。