【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!
第59章 捜査協力…?
竜崎『キラなら、こんな絶好の機会を棒に振る様な事は、しないと思うんです。』
そう説明したLに、今度は相沢さんが、疑問に思った事を言う。
相沢『しかし、このままなら、Lが死ぬ事は変わらないのでは…。それに、第二のキラの可能性を示しただけで、何故、疑いが晴れる事になるんだ?』
そう聞いてきた相沢に、Lが答える。
竜崎『もしビデオの送り主が第二のキラなら、止める方法は、無くはない。』
そう言ったLに、Kaoriが聞く。
香織『どうゆう事、竜崎?』
そう聞いてきたKaoriに、Lが答える。
竜崎『第二のキラは、少なからずキラの考えに、共感している。』
香織『うん。』
竜崎『であれば、本物のキラには、従うと考えられます。』
そう話したLの説明を聞いたKaoriが、少し考える素振りをした後、ハッとした表情を浮かべた。そして、改めてLに言う。
香織『竜崎 、まさか…!?』
そんなKaoriに、Lが答える。
竜崎『はい、香織が思った通りです。それなら、こちらで、本物のキラからのメッセージを偽造すれば、止められる可能性は高い。』
そんなLの説明を聞いたナオミが、やはり、という顔をしていた。そして、心の中でナオミが呟く。
ナオミ「………。やはり、そう言う事だったのね。だと思ったわ…。」
ナオミは、改めて自分が思った通りだった事に、小さくため息をついた。そして、ナオミがそう思っている間も、Lが話している。
竜崎『なので、もし月君がキラであれば「第二のキラである」という推理は、私の死を見届けてからしか、しないという事です。』
Lは、カップに注いだ紅茶を飲みながら、捜査メンバーに、そう説明した。ただ、捜査メンバーにはそう話すが、頭では、こう考えていた。
L「本来なら…そう考えるのが普通だろう…。だが…あの夜神月であれば…。………。」
Lは、内心ではそう思いながら。捜査メンバーには、あえてその事は言わなかった。