【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!
第57章 主人公の、予知夢…。🔮
そう言ったKaoriに、Lとナオミが、同時に思った事を言う。
竜崎『ええ、この事から考えられるのは…。』
竜崎&間木『この指紋の人物は、子供か、もしくは小柄な女性…。』
そう答えた、二人の意見を聞いた総一郎が、少し考える素振りをした後。思い出した様に言う。
夜神『そう言えば、病院で月と竜崎が話していた時。月が、キラの犯人像を「裕福な子供」だと言っていたが…。』
そう思い出した様に言った総一郎の言葉に、 Lも一瞬だけ思い出した様に言う。
竜崎『………。キラにせよ、第二のキラにせよ。息子さんの推理は、当たっているかも、しれませんね。』
そして、そんなLと総一郎の話を聞いたナオミも、少し考える。
ナオミ「………。[裕福な子供]…。それは勿論、そう話した張本人である、夜神月にも、言える事だと、本人もわかっているはず…。
なら、夜神月…。彼自身がそう言った理由は、一つ…。彼は分かってて言っている…。そして、あえてそう話した理由は…。
Lを信用させ、捜査本部に出入りする為…。まぁ、Lなら、そう聞いた時点で…。分かってるに、決まってるけど…。」
ナオミは、そう思いながら、微かにため息をついた。
その間も、Lは、説明を続ける。
竜崎『それと、これがもし第二のキラだったら?と考えてみたんですが…。キラと第二のキラの殺しの力が。
全く同じでは、なかったとしても…。もし、片方だけでも、捕まえる事ができれば…。上手くすると…。』
そう続けて話そうとしたLに、隣に居たKaoriが、少し考える仕草(しぐさ)をした後。ポツリと呟く。
香織『もし、第一のキラを捕まえる事が出来なかったとしても。第二のキラだけでも、捕まえる事が出来れば、もしかしすると…。
それを切っ掛けに、そこからまた、第一のキラ逮捕に繋がるヒントが、少なからず、生まれるかも知れない…?』
そう少し躊躇(ためら)いがちに、Lの方を見ながら、小首を傾げる様な仕草で、Kaoriが言った。そして、そんなKaoriを見たLが、微かに笑みを浮かべ。