【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!
第53章 キラへの返事…
そんな中、改めてKaoriが、Lに聞く。
Kaori『L…。大丈夫だよね…? 警察の人達だって、Lを…。』
少しうつむきながら、そう聞いてきたKaoriに、Lが答える。
L『多分、警察の上の方は、私の出演を決めるでしょう。』
そう言った私に、Kaoriが改めて、真っ直ぐ私を見て、私に問う。
Kaori『でも、もし本当にLが、テレビに出演する事になっても。わたしの前から突然消えたり、居なくなったりしないよね…?』
そう不安そうに、私を見ながら言ったKaoriに。私は微かに笑みを浮かべ。Kaoriが安心できる様に、言葉を選び、Kaoriに説明する。
L『勿論(もちろん)です。安心してください。私はキラに協力する気も、キラに殺される気も、さらさらありません。
前にも何度か言いましたが。私はKaoriを悲しませる様な事は、絶対にしません。Kaoriが不安になるなら、何度でも、そう誓います。
それに勿論、そんな事はしませんが。仮にそんな事になったら、キラに殺される前に。真っ先に、ナオミさんに殺されそうです。』
そう冗談まじりに言いながら、改めて、ナオミさんの方を向いたLに、ナオミさんが、笑顔で答える。
ナオミ『あら、良くわかったわね。そうね、もしKaoriを泣かせたり、悲しませる様な事をしようものなら。キラに殺される前に、私が真っ先に、貴方を殺(や)るわ。』
笑顔でそう言ったナオミさんに、少し戸惑った様子で、Lがナオミさんに言う。
L『貴女が言うと、冗談に聞こえません。』
そう話したLに、微かに微笑みながら、ワタリさんも、Lに言う。
ワタリ『L。女性を悲しませたり、泣かす様な事は、絶対にあってはなりません。ようく、ご理解ください。』
そう話したワタリさんに、少し慌てた様子で、Lが答える。
L『わかっている。』
そんなLを見たKaoriが、ふふっと微かに笑った。そして、心の中で言う。
Kaori「この二人にかかると、Lがまるで、子供みたい。」