【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!
第50章 呼び方🗣️
そう言ったLに、ナオミが爽やかな笑顔で言う。
ナオミ『心外だわ。私は元から、こんな感じですよ。信じると決めた相手に対しては、何が何でも力になります。あの時も、そうだったと思いますが。』
そう言い切ったナオミに、Lが疑惑の視線を向けながら、ナオミに言う。
L『そうですか? 確かに、ロサンゼルスBB連続殺人事件での捜査の時は、そうだったかも知れませんが。解決した、その後の出来事を思いだすと…。微妙な気がします。』
Lがそう言った後。ナオミは、Lの言った、その後の出来事を思い出し、笑顔を少し引き釣(つ)らせた。そして、改めてLに言う。
ナオミ『あれは、貴方が悪いと思います。何も知らない私の前に突然現れて、いきなりセクハラをした事、お忘れですか?
私は、自分自身を守っただけです。なので、貴方に文句を言われる筋合(すじあい)は、ないと思いますが?』
ナオミは、微かに凄(すごみ)を聞かせた笑顔で、皮肉げに、Lにそう言った。そんな、ナオミの話しを聞いたKaoriが、Lを見て、驚いた表情をした後。Lに言う。
Kaori『えっ…!? L!? ナオミさんに、そんな事したの!』
そんなKaoriの反応を見たLが、慌てた様子で、Kaoriに説明する。
L『ナオミさんっ!Kaoriが、誤解する様な事を言うのは、やめてください。私は、実際にカポエラの技を見て、体験してみたかっただけです。』
そう、慌てた様子で説明するLの話を聞いたKaoriが、改めてLに聞く。
Kaori『カポエラって、Lがナオミさんに教えてもらったって言ってた、格闘技の?』
L『はい。思いの他(ほか)応用が効(き)きそうだったので、映像を取り寄せて、マスターしました。ただ、実際に見て、確認したかったんです。』
Kaori『それなら、ナオミさんに直接話して、見せてもらえば、良かっただけなんじゃ…。』
苦笑いを浮かべながら、そう言ったKaoriに、ナオミも同意する。
ナオミ『私も、ちゃんと説明してもらえれば、いきなり蹴(けり)を入れたりはしなかったし…。』