【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!
第50章 呼び方🗣️
L『お元気そうですね。今回は、急なお願いを聞いて頂き、ありがとうございました。』
そう声をかけたLの後に、Kaoriが改めて、Lに聞く。
Kaori『そう言えばL。いつナオミさんに、連絡を取ったの?』
そう聞いてきたKaoriに、Lが説明する。
L『Kaoriから、夢の話を聞いたすぐ後です。前に連絡を取った時間と場所から計算して。もうそろそろ、こちらに着く頃だろうと思い、すぐにナオミさんに、連絡を入れました。
そして、まず夜神さんが病院に居るか確認してもらい、居なかった場合。Kaoriの夢の通りであれば、夜神さんは、さくらテレビに向かっている。という事になります。
なので、ナオミさんに、夜神さんが居ない場合は、すぐにさくらテレビに向かってください。そう伝えました。その際、ナオミさんに、夜神さんのサポートと護衛をお願いし、今に至(いた)る。という訳です。』
そのLの説明を聞いたKaoriは、少し驚いた顔をした後、改めてLに言う。
Kaori『そうだったんだね。L、ありがとう!』
そう微笑みながら言ったKaoriに、Lも微かに微笑みながら言う。
L『宇生田さんは、助ける事が出来なかった。だから、夜神さんだけでもと、そう思ったんです。Kaoriの見た夢を、悪夢で終わらせたくはなかった。
泣いているKaoriを見て、強くそう思ったんです。だから今回、夜神さんを助ける事が出来て良かったと、心から、そう思いました。』
優しく、微笑みながらそう言い切ったLを見たナオミが、少し驚いた表情をした後。微かに笑みを浮かべながら言う。
ナオミ『あら、Lのそんな顔は、初めて見たわ。やっぱり、流石(さすが)の世界一の名探偵であるLも、恋人であるKaoriには弱いのね。良い事を知ったわ。』
そう少し嬉しそうに言ったナオミに、Lが少し拗ねた様な口調で言う。
L『ナオミさん。そのしてやったりというような顔は、やめてください。それを言うなら、ナオミさんも同じだと思います。ナオミさんの方こそ、Kaoriには甘く、弱いのでは?』