• テキストサイズ

【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!

第48章 ✨再会✨


そして、正面玄関に着いたと同時に。総一郎は、驚きに目を見開く。

正面玄関は、大型輸送車と、完全防備の警察官達の盾によって、外からは、一切中が見えない様に、覆(おお)い尽くされていた。それを見た総一郎が、思わず呟く。

夜神『こ…これは…。』

そう呟いた総一郎の隣にはナオミが居て。その光景を見たナオミも呟く。

間木『流石ね…L。』

そして、その場の指揮を執(と)っている警官が、メガフォンを使って、改めて警官達に、指示を出す。

指揮官『いいか。隙間を作るな!自分達の姿は見せるな!キラは、テレビ局内には居ない!居るなら外だ!』

そんな大型輸送車や、完全防備の警官達に覆(おお)われた正面玄関には。一台の車と、その車の前に、一人の人物が立っていた。

それは、Lと一緒に捜査をするかどうか、警察庁の前で話しあった時。Lと一緒に捜査をするなら、私は抜けます。と言って一人、警察庁に戻って行った伊出だった。

そんな伊出を見て、総一郎が少し驚いた表情をした後。伊出の肩に軽く手を乗せ。改めて、伊出に言う。

夜神『ありがとう…。此処(ここ)までで大丈夫だ。車は、私が自分で運転して行く。』

伊出にそう話した後、今度はナオミに聞く。

夜神『間木さん。間木さんも、それで構わないか?』

そう聞いてきた総一郎に、ナオミが答える。

間木『ええ、私はどちらでも構いません。』

そう答えたナオミに頷いた後。総一郎が車に乗る為にドアを開こうとした時。伊出が改めて、総一郎に声をかける。

伊出『はい、失礼しました。お気をつけて。』

そう声をかけてきた伊出に、総一郎が言う。

夜神『助かった。伊出、礼を言う…。』

そう言った総一郎に、伊出が返す。

伊出『いえ…。』

その伊出の答えを聞いた後。総一郎とナオミは車に乗り込んだ。そして、ナオミが乗った事を確認した総一郎は、車を発進させる。

伊出は、その車を黙って見送った。そして、局内でそんなやり取りがされている時。盾を作っていた周りの警官達も、それぞれに、奮闘(ふんとう)していた。

指揮官『いいか。ここから見える範囲に、キラが居る可能性は、十分にある。こちらの姿を見られぬ様に工夫し、散策しろ。』

警官達『西・南側全域、道路封鎖しましたーっ。北側・若干名(じゃっかんめい)不足。』
/ 418ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp