【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!
第47章 Lの手配り
Lがナオミにそう話した時。近くに居たKaoriが、改めてLに、声をかけた。
香織『竜崎。わたしにも、少しだけ、話をさせてもらっても良い…。』
そう言ってきたKaoriに、すぐにLが答える。
竜崎『わかりました。どうぞ。』
そう答えた後、すぐに電話をKaoriに渡した。そして、その電話を渡されたKaoriは、少し戸惑った感じの声で話し出す。
きっとLがいっている女性と言うのは、ナオミさんだろう…。もしかしたら、二人共。どこか怪我をしたりしてるかも知れない…。不安に思いながら、わたしは電話で話す。
香織『もしもし…。』
Kaoriは、少しの不安を抱えながら、相手の返答を待った。そして、言葉を発して、少しした後。すぐに電話口から、凛とした声が聞こえてきた。
ナオミ『こうして話すのは、あの時以来ね。久しぶりねKaori。Lから、貴女の夢の話しを聞いて。急いで、夜神さんと合流したわ。
夜神さんは、少し疲れていそうだけど、無事よ。安心して。それと、これからすぐに、二人でそっちの捜査本部に向かうわ。
必ず。二人揃(そろ)って、無事にそっちの捜査本部に合流するから。Kaoriは心配しないで、安心して待っていて。今は少し時間が押してるから。
話しの続きは、そっちの本部に着いてから、改めてゆっくり話しましょう。Kaori。貴女と話せるのを楽しみに、私はこの状況を乗りきるわ。
後、確かに時間は押しているけど、まだ、少し時間があるから、夜神さんに替わるわね。Kaoriもちゃんと夜神さんが無事かどうか、知りたいでしょう。
それと、私の事は、捜査本部では、間木照子と呼んで。夜神さんには、そう名乗ったから。Kaoriにも伝えておくわね。それじゃ、夜神さんに替わるわね。』
そのナオミの説明と、声を聞いたKaoriは、あまりの嬉しさに、また涙が出そうになった。そして、ナオミにだけ聞こえる様な、微かな声で、ナオミに言う。
香織『ナオミさん。ありがとう…。』
そんなKaoriの言葉を聞いたナオミは、電話越しに、少し微笑んだ。そして、すぐに総一郎に電話を替わった。
間木『夜神さん。どうぞ。少し話したいそうです。』