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【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!

第46章 突入❕❕❕ 🚐💨


睨みながらそう言ってきた総一郎に、出目川が少し沈黙した後、答える。

出目川『………。………。そ……そうだ……。』

そしてそんな出目川に、鬼の形相をした総一郎が、出目川に言う。

夜神『テープを出せ。送られてきた荷を、そのまま全て渡せ。今テープを渡せば。これ以上の問答はしない。』

そう言った総一郎に、なおも食い下がりながら、出目川が言う。

出目川『だ…だから。それをやると、俺達が殺されるって……。』

そう言って渋る出目川に、痺れを切らせた総一郎が、出目川に詰め寄ろうとした時。総一郎が入ってきた扉の方から、女性の声が、響いてきた。

女性『そんな言い方では、駄目ですよ。ミスター夜神。こうゆう輩(やから)は。口で言ってもわかりません。』

その突然聞こえてきたナオミの声に、総一郎が、少しだけ驚いた様に、振り返る。

振り返った先には、黒いライダースーツに身を包んだ。艶やかな黒髪の、強い意志を瞳に宿した女性が立っていた。そして、そんなナオミを見た総一郎が、ナオミに問う。

夜神『君は…?』

そう聞いてきた総一郎に、ナオミが答える。

女性『私は間木照子(まきしょうこ)といいます。ある人物から、貴方のバックアップと、護衛を任されました。』

そう説明した後。ナオミが、総一郎と出目川の側に移動してきて、呆気(あっけ)にとられている出目川に、拳銃を向けながら言う。

間木『ミスター夜神が言った物を出した方が、身の為だと思いますよ。どうしても出さない気なら。私はこの銃の引き金を引きます。

日本の警察と違って、私は銃を撃つ事を、躊躇(ためら)わない。届いた物さえ出せば、少なくとも今。貴方自身が死ぬ事は、免れる事ができる。どうします?』

そう言ったナオミに、出目川が慌てた様子で言う。

出目川『なっ…何を考えているんだ。あんた!!正気か!!』

それまで黙って、事の成り行きを見ていた総一郎が、出目川に言う。

夜神『もっともだ。私も間木さんと、同意見だ。おまえは再三(さいさん)の忠告を無視して。まるでキラを、スターか何かの様に、報道してきたその結果だ。

自業自得だと、思わないか? テープを観て、オンエアーしても、問題がないと判断出来れば、返してやる。』

総一郎がそう話してる間にも。ナオミが持っている拳銃の照準(しょうじゅん)は、出目川に向けられている。
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