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【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!

第45章 入れ違い…


L『はい。夜神さんが病院を抜け出し、テレビ局に、護送車(ごそうしゃ)ごと突っ込んでいく夢と、その捜査員が亡くなる夢です。その捜査員は、もう殺されてしまいましたが…。

夜神さんの方は、おそらく無事だと思います。夜神さんは、護送車で向かっている。Kaoriは、そう話していました。であれば、顔は見えないはずです。

しかし今は、いつ何が起こっても、不思議ではありません。なので、ナオミさんには、夜神さんのフォローと、護衛をお願いします。』

そう話したLに、ナオミがすぐに答える。

ナオミ『わかりました。すぐに、さくらテレビ局に向かいます!Kaoriには、夜神さんは、私が必ず本部まで送り届けるから、安心して良いと伝えてください。』

そう言ったナオミの言葉に、Lは少し驚きながらも、顔に少し笑みを浮かべながら答える。

L『わかりました。必ずKaoriに伝えます。夜神さんの事は、ナオミさんにお願いします。私は、逆の方向から、手を回(まわ)します。』

ナオミ『わかりました。夜神さんの事は、必ず私が。』

そう答えたナオミに、Lが言う。

L『お願いします。』

そう伝えた後、Lはナオミとの電話を切った。そして、改めて考える。

L「今回のやり方は、明らかに以前のキラ…。夜神月のやり方とは違う…。だとしたら、夜神月以外のキラである可能性が高い…。

だとしたら、このキラは、第二のキラという事になる…。しかも、第二のキラは、明らかに、顔を見るだけで、殺せる力を持っている…。だとしたら……。」

そこまで考えた後、Lは頭を振り、改めて優先順位を考える。

L「第二のキラの事は、後で考えても遅くはない。とにかく今は、夜神さんの事だ。宇生田さんは、助けられなかったが…。夜神さんは、絶対に助ける…。」

そして、Lは、心の中でKaoriに言う。

L「Kaori…。待っていてください…。必ず夜神さんは、助けます!! Kaoriが見た夢を、悪夢だけでは終らせない!」

そう決意し、Lは、相沢達が居る本部に、もう一度戻った。
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