【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!
第41章 さくらテレビに届いた、4本のビデオテープ…
そして、Lがナオミと連絡を取った数日後。さくらテレビ局のディレクターである、出目川(でめがわ)の元に、ある一つの封筒が届いた。
スタッフ『出目川ディレクター。速達です。』
そのスタッフの声に、出目川が答える。
出目川『おお、サンキュ。何だよ。差出人も書いてねーな。爆弾じゃねぇーの? はは。』
出目川は、そう呟きながら、届いた封筒を開けた。そして、その封筒を開けたと同時に、①~④のラベルが貼られた、4本のビデオテープが、バラバラとデスクに落ちた。
そして、それを見た出目川が呟く。
出目川『ビデオテープ…?』
その開けた封筒の中には、ビデオテープと同じ様に、数枚の便箋(びんせん)が入っていた。そして、その便箋には、こう書かれていた。
内容『さくらテレビ、出目川ディレクター様。私は、キラです。証拠は、ビデオ①に入っております。これを見て、私がキラだとわかりましたら。
テープ②から④を、二枚の書かれた日時通りに、貴社テレビ局より、放映してください。予告殺人が、テレビを通して行われる事で、私がキラだという事が、世間に証明されると共に。
キラからの、全世界への、メッセージが発信される事になります。「そしてもし、放映に逆らう様な事をしたら、貴社の社長から、殺していく事になります。」』
その便箋を読んだ出目川は、嬉々(きき)として言う。
出目川『さ…逆らうかよ…。こ…これが本物だったら、凄(すご)い事になるぞ…。おいおい、嬉しくて、ドキドキが、とまらないよ…。』
その頃、キラ対策本部では、ナオミの無事を知らない捜査員と、ナオミの無事を知っているLが、ナオミについて、それぞれ話していた。
宇生田『それと、南空ナオミの方ですが、結局ホテル従業員の「12月27日深夜から居ない」と言う証言しか…。
こうなったら、もう公開捜査に踏み切るべきでは? 聞き込みを、一人二人でしていても、限界がありますよ。』
その宇生田の話しを聞いて、Lは思う。
L「さすがですね、ナオミさん。元FBIは、だてじゃありませんね。心強いです。それに彼女なら、どんな状況になっても、その時の状況に応じて、臨機応変に対応できる。」
Lはそう考えながらも、捜査メンバーには、こう説明する。