【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!
第40章 二人で過ごす、貴重な時間… 🕰️ (💟L激甘夢)
そう話しながら、歩いていると、目的地だったキッチンに着く。そして、足早に冷蔵庫の前に来て、冷蔵庫を開けて、Lが、ケーキを出す。
そんなLに、Kaoriが声をかけた。
Kaori『L、そんなに急がなくても、お菓子は逃げないよ。』
そう笑顔で言ったKaoriに、Lが微笑みながら、冷蔵庫から出した。ケーキを、お皿に移した。そして、次にケーキが乗ったフォークを、Kaoriに差し出しながら言う。
L『Kaori、どうぞ。』
そう言いながら、ケーキの乗ったフォークを差し出したLに、Kaoriが疑問符を浮かべた。
Kaori『L? 急に、どうしたの?』
そんなKaoriに、Lが理由を説明する。
L『世間一般の恋人は、好きになった相手と、お互いに食べさせあいをする事がある。と聞いた事があったので、一度、試してみたかったんです。』
そんなLの説明を聞いたKaoriは、Lの今の行動の理由を理解して、みるみる顔を赤くした。
Kaori『なっ…!? だからって、いきなり差し出さないで! 理由を先に説明してもらえないと、意味わからないから!』
赤い顔で、少し恥ずかしそうに言うKaoriに、Lが不思議そうな顔で言う。
L『ですが、小さい頃は、親が子供に、食べさせてたりするぐらいなので、これで伝わるかと思ったんですが…。何か間違っていましたか?』
そう答えたLに、Kaoriが言う。
Kaori『確かにそれは、そうかも知れないけど。親が子供に食べさせるのと、恋人どうしが、食べさせあいっこをするのは、意味が違ってくるから、そこは、気を付けないとだよ。L…。』
そう、苦笑いを浮かべながら、理由を説明したKaoriに、Lが言う。
L『なら、改めて言えば、大丈夫ですか? Kaori、私と食べさせあいっこをしましょう。一度、Kaoriとしてみたかったんです。Kaori、私の願いを、叶えてくれませんか?』
そう言いながら、人差し指を咥(くわ)えて、Lは上目遣いで、香織を見る。そして、そんなLを見た香織は思う。