【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!
第38章 ナオミの中に生まれた、新しい想い 💖
L『数分話しただけで、こんなに早く打ち解けるとは、正直思いませんでした。私の誤算です。』
そう言いながら、Lは心の中で呟く。
L「まあ、内心。もしかしたらと思っていたので、そちらの勘が当たった感じですが…。私の予知も、あながち馬鹿に出来ないようです…。」
そう思いながら、ナオミとKaoriの呼び方を聞いたLが、今度はナオミに言う。
L『では、これからは、私も南空さんの事は、南空さんではなく、ナオミさんと、呼ばせてもらいます。構いませんね。』
そう言ってきたLに、今度はナオミが答える。
ナオミ『わかりました。仮にも上司になるので、好きに呼んでくださって、構いません。』
そう答えたナオミに、思わずLがツッコむ。
L『Kaoriに対する言い方と、私に対する言い方が、異なる様に感じます…。』
そう言ったLに、ナオミが、満面の笑顔で返す。
ナオミ『それは、気のせいでは?』
そう笑顔で答えたナオミに、少し呆れた様な表情をしながら、Lがこれからの事を、二人に説明する。
L『まあ、それは後でで良いです。とりあえず、本題に入ります。今回貴女に連絡を取ったのは、ナオミさんには、今後、Kaoriと一緒に行動して欲しいと思ったからです。』
そう説明したLに、ナオミが確認するように、Lに聞く。
ナオミ『それは、これからは、私も表だって捜査をする。という事ですか?』
L『はい。私はすでに、キラだと思っている夜神月に接触しています。なので、ナオミさんには、私がそちらに集中している間、Kaoriと一緒に行動して欲しい。
それが今回、貴女と連絡を取り、Kaoriと貴女を合わせた、当面(とうめん)の理由です。』
そして、今度は、そのLの説明を聞いたKaoriが、Lに確認をする。
Kaori『えっと…。それってもしかして…。今回の出来事が原因…?』
そう聞いたKaoriに、Lが答える。
L『それもありますが。今回の事で、夜神さんが抜ける分。ナオミさんに、捜査に加(くわ)わって頂きたいという部分もあります…。』