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【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!

第38章 ナオミの中に生まれた、新しい想い 💖


そう話したLに。Kaoriが少し心配そうな顔で、Lを見る。

Kaori『…L…。』

そして今度は、Lの夜神さんが抜けると言った言葉を聞いたナオミさんが、Lに聞いた。

ナオミ『L、夜神というのは、局長である夜神さんですか?』

そう聞いたナオミに、Lが答える。

L『はい。今日、夜神さんが心臓発作で、病院に運ばれました。』

それを聞いたナオミが、驚きを隠せないといった表情で、Lに言う。

ナオミ『なっ!? まさか、キラに!』

そう言ったナオミに、Lが、総一郎が倒れた理由を説明する。

L『いえ、今回はキラではありませんでした。過労からくる心臓発作です。警察の上司と部下との葛藤。そして、いつキラに殺されるかわからない状況…。

その状況で戦いながら、ろくに睡眠も取らず。無理を重ね、更に息子である夜神月のキラ疑惑…。精神的にも、参らない方が、おかしい状況でもありましたから…。』

そう話したLの言葉の中に、後悔の気持ちを感じ取ったKaoriが、そっとLに寄り添う。

そんなKaoriを見て、ナオミは納得する。

ナオミ「なるほど。彼女と話して、何となく彼女の事がわかったというのもあるけど。こうした場面に直面すると、良く分かる。

Kaoriは、誰よりも他人の変化に敏感であり、自分よりも相手の事を思いやる強さを持っている…。それが今の行動で良く分かる。」

そして、そんなKaoriの行動を見たナオミは、強く思う。

ナオミ「彼女のそれは、強さでもあり、弱さでもある。L、貴方にはもったいないくらいの人だわ。そしてL。何故貴方がKaoriに引かれたのか…。

それも、分かる気がする。私もL。貴方と同じで、Kaoriを護りたい。Kaoriが悲しむ姿は見たくない。私の様には、なって欲しくない。

私は、〈レイ〉大切な人とは一緒にはなれなかった…。でも、Kaoriには、私の分も、愛する人と幸せになって欲しい。だからKaori。貴女の事は、私が護るわ。」

そう決意を新たにした後、ナオミがLに言う。
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