【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!
第36章 Lの主人公への想い 💝 (L甘夢)
L『Kaoriはいつも、こんな思いをしていたんですね。 逆の立場になって、初めて気付きました。いつも心配をかけてすみません。
私には、今までKaoriの様な存在は居なかったので、少し、軽く考え過ぎていた様です。』
そう話した私に、Kaoriが言う。
Kaori『えっ、でもワタリさんが、ずっと側に居たんだよね?』
L『はい。確かに小さい頃から、ワタリは私の側に居ましたが。どちらかと言うと、ワタリは、親の様な存在で、守られていた様な感じでしょうか…。
それに、勿論ワタリは守りたいとは思っていますが。Kaoriは、私の愛した、初めての、ただ一人の女性なんです。そして、私が自分の何に替(か)えても護りたい。唯一無二の存在なんです。
だから、悲しませたり、泣かせたりは、絶対にしたくない。いつでも笑っていて欲しい。そう思うと同時に、必ず幸せにしたいと思っている、ただ一人の、愛しい恋人です。
だから、今度からは、何かあったり、行動を起こす場合は、必ず私に言ってください。でないと、心配なんです。私が。だから…お願いします…。』
そう言った私を抱き締めながら、Kaoriが言う。
Kaori『うん。わかった。なら、Lもわたしに約束して。何かあったり、行動を起こす場合は、必ずわたしに言うようにして? じゃないと、わたしも今回みたいに、勝手に行動に出るからね?』
そんなKaoriの言葉を聞いて、LがKaoriに言う。
L『Kaori…。何気に、容赦ないですね…。ただ、Kaoriは、有言実行するという事が、今回の件で良くわかったので、今回はお互い様、という事にしませんか?』
そう話した私に、Kaoriが答える。
Kaori『そうだね。今までは、Lばっかり、自分のやりたい事をしたり、取りたい行動をとってたから、今度からは、Lと一緒で、わたしも、わたしのやりたい様に行動する事にするね!』
そう話したKaoriに、私は苦笑いを浮かべて、Kaoriに言う。
L『もともと、Kaoriには敵(かな)わないと思ってはいましたが、今回の事で尚更(なおさら)そう思いました。』