【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!
第36章 Lの主人公への想い 💝 (L甘夢)
そして、今は、一刻も早くKaoriの無事を確認しなければと、そういう思いに駆(か)られた。そして自問自答する。
L「私は何故、こんなに焦っているんだ…。特に何がある訳でもない…。確かに夜神さんの事があるが、あれはキラの仕業ではなかった…。なのに何故…。」
そう考えながら、私はキッチンの前に着いた。そして、一度深呼吸をしてから、キッチンに入る。そして、真っ先に瞳に映ったのは、Kaoriだった。
そして、そんな私に気付いたKaoriが、笑顔で私に言う。
Kaori『あっ、L! お帰りー!』
そう言って、Kaoriが、笑顔で私の所に小走りで来て、私に、抱きついて来た。そして、私はそんなKaoriを抱き止(と)め、ちゃんと此処に居るんだと確認する。
そして、私は、Kaoriの温もりを感じ、ほっとした。
L『今、帰りました。Kaori…。無事で良かった…。』
そう言った私に、Kaoriが言う。
Kaori『うん。Lこそ大丈夫? 夜神さんの事を聞いて少し心配してたんだよ。でも、夜神さんもLも無事で良かった…。
わたしも、心配だったから、今、Lの無事が確認出来て良かった。』
そう話したKaoriの言葉を聞いて、何故自分が早く、Kaoriの無事を確認したかったのか、理解する。夜神さんの事があるだけに、内心焦っていたという事か。
そう理解した後、私はKaoriに、真っ先に聞こうと思っていた事を聞く。
L『それはそうと、Kaori。今日大学に来てましたよね?』
そう言った私に、Kaoriが答える。
Kaori『うん。夢で、Lと夜神月がテニスの試合をしてる夢を見て、どうしても、実際にLがテニスしてる所が観たくて。L、怒ってる…? ごめん…。』
そう言って、少しうつむきながら、Kaoriが私に言った。そして、私は少しため息をついた後、Kaoriに説明する。
L『理由は、分かりました。しかし、今は、どんな状況になっても、おかしくない状況なので、あまり一人では、行動しないでください。』