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【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!

第35章 キラの人物像👥


そして、Lと総一郎。二人の話を月と同じ様に聞いていたリュークは、月を見ながら、笑っていた。

リューク『クク…。』

そして、しばらく二人を見ていた総一郎が、改(あらた)めてLの方に向き、Lに言う。

夜神『竜崎。迷惑をかけたが、出来るだけ早く、私も復帰する。だから、他の者達にも、そう伝えておいてくれ。』

そう話した総一郎に、今まで黙って二人のやり取りを聞いていた月が、焦った様に総一郎に言う。

月『何言ってるんだよ、父さん。完全に治るまでは、無理をしちゃ駄目だ。』

そう言った月に、Lも同意して言う。

流河『そうですよ、夜神さん。』

そう言った二人に、総一郎が答える。

夜神『いや、このままでは、死んでも死にきれん。なんとしても、私の目が黒いうちにキラを……。』

流河『夜神さんの気持ちもわかりますが、今はゆっくり休んでください。捜査本部の皆さんも、そして「Kaori」も、皆心配します。』

そう話したLの言葉を聞いた月が、一瞬反応する。

月『かおり?』

月は一瞬。その言葉が気になったが、些細(ささい)な事だと思い、頭の隅(すみ)に、その言葉を追いやった。そして、後々に、それが誰なのか、知る事になる。

そしてLのその言葉に、総一郎が答える。

夜神『そうか、確かにそうだな。わかった…。一応出来るだけ、休む事にしよう。』

流河『はい。お願いします。』

そして、そんなやり取りをしていた三人の元に、病院の看護婦が来て、声をかける。

看護婦『面会時間は、もう終わりですよ。』

そう言われて、Lと月は、病室から出て、外に移動した。そして、外に出たと同時に、月がLに声をかける。

月『流河…。』

流河『はい。何ですか? 夜神君。』

月『何か、僕がキラじゃないと、信用してもらえる方法はないか?』

流河『……。夜神君がキラでないのなら、そんな事、気にする必要はないじゃないですか。』

そう答えたLに、月が鋭い視線を向けながら言う。
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