【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!
第34章 総一郞の想い…
そして、そう話した総一郎に続いて、Lが言う。
流河『そして、息子さんが疑われていたのでは、精神的にも、参らない方がおかしいくらいです。』
そう言ったLに、月が焦った様に言う。
月『そんな事まで、父に?』
流河『はい。全て話してあります。私がLである事も……。』
そう言ったLの言葉に、驚いた表情をして、月が総一朗を見る。そして、そんな月を見た総一郎が答える。
夜神『そうだ。彼がLだ。第三者にはわからぬよう、我々は「竜崎」と呼んでいるが、間違いなく、彼がLだ。』
そして、総一郎の話を聞いた月は確信する。
月「こ…こいつが、本物のL…。父がこう言ってるんだ。だったら、少なくとも、今まで警察を動かしてきたLに、間違いない…。
…なら、こいつと、捜査本部の人間を、全て消せば…いや…。そんな単純な事ではないだろ…。だが、焦る事はない。
ここからは、じっくり探れば……。ただ、今はまだ駄目だ…。とにかく今は、父を心配する、夜神月でいなければ…。」
そう月が考えている時、総一郎がLに問う。
夜神『で…竜崎…。実際に息子と話してみて、疑いは晴れたのか?』
そう聞いた総一郎に、Lが答える。
流河『いえ。キラ事件に対し、あまりにも的確な事を言い過ぎるので、かえって、疑いが深まった。というのが、本音です。』
そう言ったLに、今度は月が、非難するように、Lに言う。
月『おい、流河! 僕の前ならいいが、父の前で、容態にさわるような事を言うのは止めろ。流河には、気遣いが無さすぎる。』
そう言った月に、総一郎が言う。
夜神『いいんだ月。あやふやな事を言われるより、本当の事を言われた方が、まだ気が楽だ。それに疑っていると言っても「容疑者」というレベルではないようだしな。』
そう話した総一郎に、Lが答える。
流河『そうです。夜神君は少し誤解している様です。先ほども言いましたが、疑いといっても、本当にわずかなものです。』