【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!
第33章 月の返答
そして、携帯のディスプレイを見たLが、少し驚いたような表情をした後、かかってきた電話に出る。
流河『! 失礼します。』
そして、かかってきた電話の向こうから、焦った様子のワタリがLに言う。
ワタリ『竜崎、大変な事に…。』
そう切り出したワタリに、Lが聞いた。
流河『どうした?』
ワタリ『夜神さんが、倒れました。』
流河『 ! ………。』
そして、その話しを聞いたLが、驚いた表情を浮かべた。そしてそんなLを見た月が、頭に疑問符を浮かべる。
月『?』
そして、その後すぐに月の携帯も鳴り出した。それに気付いた月も、Lに声をかけ、すぐに電話に出る。
月『あ、僕も…。』
そして、月も電話に出た。それと同時に、電話の向こうから聞こえてきたのは、焦ったような、母の声だった。そして、慌てた様子の幸子が、月に言う。
幸子『月、お父さんが…。』
そして、幸子の話を聞いた月も、Lと同様に驚いた様に目を見開いた。そして、そんな月に、Lが声をかける。
流河『夜神君、お父さんが…。』
そして、月も呆然(ぼうぜん)としながら、呟く。
月『父が…心臓発作…。』
そして、連絡を受けた二人が、同時に驚いた表情をして、一瞬、呆然としていたが。最初に我に返(かえ)ったLが、月に声をかける。そしてLのその声に、月もすぐに我に返(かえ)った。
流河『「まさか、キラに!? 」とにかく、今は夜神さんが運ばれたという病室に急ぎましょう!』
月『ああ、そうだな。とにかく今は、父の事が先だ。』
そして、喫茶店で話していた二人は、連絡を受けた後。すぐに、総一郎が運ばれたという病院へ向かった。