【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!
第32章 月の推理力。📓
月『その両方が入ったファイル…。そして、捜査官達が、ファイルを得たその日に全員死亡…。なら、キラは、このファイルを利用して、彼らを殺した可能性がある…。』
流河『では、写真の方は?』
Lは口ではそう言いながら、心の中ではこう呟く。
L「さあ…。どう出る…。夜神月…。」
月『この3枚の写真は、面白いよ。』
月は、口ではそう言いながら、頭ではこう考える。
月「全く…。子供騙(だま)しだ…。写真の裏には、プリントナンバーが入っている。もしこれに気付かず…【Lしっているか死神は林檎しか食べない】
という文章を作ったら、キラ濃厚(のうこう)ってわけか…。しかし、今回は、裏のプリントナンバーを見た僕の勝ちだ。」
頭ではそう考え、実際には、こう説明する。
月『キラが、死だけでなく、その人間の行動を操れるというのが本当なら、すごい事実だし、しかもこれは、キラが書かせようとした、文章と推測できる。
これには、Lをからかう文章が暗号化されているからね。それぞれの文章の、一番上の文字だけ取って左から読むと、また文章になる。
違和感のない様に並べるなら…。そうだな…。【Lしっているか死神は林檎しか食べない】かな…? でも…写真の裏にはナンバーが入っている…。
その順に並べると…。【Lしっているか林檎しか食べない死神は…】だ。少し不自然で、キラがLに、こう読ませようとしたとは、考えにくいけどね。』
そう説明した月に、Lが答える。
流河『不正解です。実は4枚目の写真があるんです。』
そう言ったLの言葉に、月は少し驚きの表情を浮かべた。そして、そんな月に、4枚目の写真を出しながら、Lが説明する。
流河『これを加えると、こうなります。【Lしっているか林檎しか食べない死神は手が赤い】』
そう説明したLに、月が心の中で毒づく。
月「…馬鹿か、こいつ?……。こんな強引な4枚目を出して、何がわかるっていうんだ…。ふざけているのか…?」
そして、実際にはこう言った。